映画『スープ〜生まれ変わりの物語〜』の原作書「生まれ変わりの村」VOL 1,2,3(河出書房新社刊)のベストセラー著作家である森田健が、日本人の中にある自己超越の意識を自らが映像表現し、その意味を問う2作品、『ワンネス〜運命の引き寄せの黄金律〜』『和〜WA〜』の2作品を完成させ、12月6日よりシネマート六本木で公開することが決定いたしました。

『ワンネス〜運命引き寄せの黄金律〜』
高校生の西崎智也と城山容子の周りで、ある日突然、様々な事件が巻き起こる。
それは智也と容子の、時空、次元を超えた冒険の旅の始まりだった。次元の反転からコンピューターの中へ、四次元、ゼロ次元、この世からあの世へと場面は転換する。そしてそこに現れる、智也の無意識の中の女性性が生んだアニマの登場や、翼竜、ツチブタ、宇宙人グレイ、ドール等、様々な出会い、事象、現象が巻き起こり、混とんとした中で、二人は新たな世界を体験していく。主人公の智也と容子を演じたのは、日本の芸能界で期待される新人、中村祐一朗と梅村結衣。また、先進技術研究室教授、水島役には、TV、映画、ドラマなどで活躍する城咲仁。助手の中田には、スポーツ系俳優、森渉。等々個性派の役者陣が脇を固めている。

もう一つの特徴として、出演者は俳優に限られていないこと。映画「ワンネス」のテーマ・世界を実践的に生きている人々が登場する。全世界で2400万部のベストセラー「ザ、シークレット」等の日本語版翻訳で著名な、佐野美代子を始めとする人々が世界各国の衣装を着て、笑顔で音楽を演奏する。

『和〜WA〜』
2020年の東京オリンピック招致が決まったひとつに、日本の伝統であるおもてなしの心があった。日本人が持つ相手に対する意識は、2011年の東日本大震災で、被災した多くの日本人が略奪もほとんど起こさず、冷静さを保った態度が世界の人々を驚かせた。そこには、自然災害の多い日本で、古くから日本人の心の中に
無意識に芽生えた「和」があったからではないのか?本作品は、東京のあらゆる場所で今を生きる日本人にインタビューしていきながら、「和」を持つ日本人の心の根底にある意識と無意識という問題を世界に問いかけた作品である。そしてドキュメンタリー部分+ドラマ部分+アニメーション部分の3つのパートで成り立ち、其々のパートが繋がりを持っているという、今までにない映像手法で描かれている出来ています。それはまるでスクランブル交差点の様に交錯している。監督は、『ワンネス〜運命引き寄せの黄金律〜』の森田健が務めている。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa