今年3月1日にその生涯を終えたフランスの国民的映画監督アラン・レネの遺作となりました『愛して、飲んで、歌って(AIMER, BOIRE ET CHANTER)』(原題)を、来年2月に日本公開することが決定いたしました。

レネ作品のミューズであり公私にわたるパートナーでもあった本作の主演女優サビーヌ・アゼマは、8月末に開催されたアングレーム映画祭で審査委員長を務め、レネの死去以降半年ぶりにメディアの前に登場しました。「あらたに人生を生きていくために、この場に来ました」と宣言し、偉大な映画監督を亡くした悲しみを乗り越える一歩を踏み出しています。

第64回 ベルリン国際映画祭アルフレッド・バウアー賞(銀熊賞)受賞

2015年2月中旬 岩波ホールほか全国順次公開

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa