今年も9月13日(土)より25日(木)まで、映画の殿堂である東京国立近代美術館フィルムセンターにて「第36回PFF」が開催されます。

世界最大の自主映画コンペティション「PFFアワード」に今年入選を果たした21作は、ジャンルも、ドラマ、アニメーション、ドキュメンタリーなど様々、年齢層も16歳の高校生から46歳の社会人までと幅広く、かつてないほど多様性に富んだラインナップとなりました。そんな多彩な作品の中から、最終日の表彰式にて各賞を審査し発表するのは、映画監督をはじめとする活躍中のク リエイターたち。グランプリに輝くのは果たしてどの作品?
今年のPFFアワードから目が離せない!

【写真左より順に】

柳島克己(撮影監督)
北野武やキアロスタミ監督らとタッグを組んできた撮影監督が、撮る者の立場からどの作品を選ぶのか。
『3−4×10月』(90年)から最新作『アウトレイジ ビヨンド』(12年)まで、北野武監督のほとんどの作品を手掛ける。そのほか『バトル・ロワイヤル』(00年/深作欣二監督)、『GO』(01年/行定勲監督/日本アカデミー賞最優秀撮影賞受賞)、『ディア・ドクター』(09年/西川美和監督)、『ライク・サムワン・イン・ラブ』(12年/ アッバス・キアロスタミ監督)など。

森重 晃(プロデューサー)
数々の傑作を生み出してきたプロデューサーが、きらめく若い才能からどの作品を選ぶのか。
『ヴァイブレータ』(03年/廣木隆一監督/藤本賞受賞)、『カムイ外伝』(09年/崔 洋一監督)、『軽蔑』(11年/廣木隆一監督)、『さよなら渓谷』(13年/大森立嗣監督)、『南京の基督』(95年/トニー・オウ監督)、『キッチン』(97年/イム・ホー監督)、『不夜城』(98年/リー・チーガイ監督)、『単騎、千里を走る』(07年/チャン・イーモウ監督)。最新作は『魔女の宅急便』(14年/清水 崇監督)など。

ヤン・ヨンヒ(映画監督)
ドキュメンタリーに劇映画にシナリオに、多才な女性監督はバラエティ豊かなラインナップからどの作品を選ぶのか。
2005年、初の長編ドキュメンタリー『ディア・ピョンヤン』、09年、北朝鮮で成長する自身の姪を描いた『愛しきソナ』を発表。12年、初の劇映画『かぞくのくに』を発表、ベルリン国際映画祭国際アートシアター連盟賞、キネマ旬報ベスト・テン日本映画第1位、ブルーリボン賞作品賞、主演女優賞、助演男優賞ほか多数の映画賞を受賞。

内田けんじ(映画監督)
自身も自主映画からスタートした、複雑なプロットを自在に操る監督はどの作品を選ぶのか。
第14回PFFスカラシップ作品『運命じゃない人』(05年)で劇場デビュー。第2作『アフタースクール』(08年)を経て、第3作『鍵泥棒のメソッド』(12年)は、上海国際映画祭脚本賞、報知映画賞作品賞、日本アカデミー賞最優秀脚本賞など、国内外で20を超える賞を受賞。

成宮寛貴(俳優)
舞台、映画、テレビと様々な現場で活躍する俳優が、演じる立場からどの作品を選ぶのか。
2000年、宮本亜門演出の舞台『滅びかけた人類、その愛の本質とは…』でデビュー。『溺れる魚』(01年/堤 幸彦監督、『相棒』(EX)シーズン11(12年)、『乱歩地獄』(05年/「鏡地獄」実相寺昭雄監督)、『のぼうの城』(12年/犬童一心、樋口 真嗣監督)、『クロユリ団地』(13年/中田秀夫監督)など。『金田一少年の事件簿N(Neo)』(NTV)に出演中。

■最終審査員の詳細は第36回PFF公式サイトをチェック→http://pff.jp/36th/award/juror.html

■表彰式をはじめ、「第36回PFF」前売りチケットは、チケットぴあにて絶賛発売中!→http://ticket-search.pia.jp/pia/search_all.do?kw=PFF
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「第36回PFFぴあフィルムフェスティバル」
9月13日(土)〜25日(木) 東京国立近代美術館フィルムセンター (京橋)
(以降、名古屋・神戸・京都・福岡にて順次公開)

■第36回PFF公式HP:http://pff.jp/36th/  
■公式Facebook:https://www.facebook.com/PiaFilmFestival 
■公式Twitter:@pff_award

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa