大阪アジアン映画祭2014でグランプリを受賞したフィリピン発のラブストーリー、映画『SHIFT〜恋よりも強いミカタ〜』が、11月15日より新宿シネマカリテにてレイトショー公開が決定致しました。
こんなにそばにいるのに、果てしなく遠い、恋人までの距離。
想い焦がれる切ない心をカラフルに描く、フィリピン発オフビートなラブストーリー。

大阪アジアン映画祭2014でグランプリを獲得。
グザヴィエ・ドランの傑作ラブストーリー『胸騒ぎの恋人』を彷彿とさせるカラフルでせつない恋ごころと、ウォン・カーワイの傑作『恋する惑星』を思い起こさせるポップな映像。本作が監督デビュー作とは思えないほどの完成度で異彩を放つのは、フィリピン・ニューウェーブ・シネマの先陣を切って世界の映画祭で高い評価を得ている新人監督シージ・レデスマ(Siege Ledesma)。
女性監督ならではの、繊細でカラフルな世界観で、せつない恋模様をみずみずしく描き出す。

■ストーリー
真っ赤な髪のエステラの夢は、シンガーソングライターになること。
だけど、 いまはコールセンターで働いている。
夢見るだけの毎日もなかなかうまくいくわけでもなく、これで良いのか?
と自分探しの日々。職場に遅刻してばかりのエステラに、面倒見がよく、仕事も出来るイケメンの先輩トレヴァーが教育係に任命され、ふたりはすぐに意気投合する。
やさしくサポートしてくれるトレヴァーに、エステラはやがて友達以上の淡い恋心を抱き始めるのだが、トレヴァーとの間には、どんなに背伸びをしても超えられない壁があって…。

■公式サイト
http://picturesdept.com/jp/titles/shift

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執筆者

Yasuhiro Togawa