第5回「女による女のためのR-18文学賞」大賞・読者賞W受賞、宮木あや子による人気原作が魅惑の映画化!
芸能生活30周年を迎えた安達祐実がキャリアをすべて注いだ迫真の演技で魅せる『花宵道中』
北米最大級の映画祭【モントリオール世界映画祭】正式出品決定!

2008年に滝田洋二郎監督『おくりびと』が最優秀作品賞受賞、2010年に李相日監督作品『悪人』で深津絵里が最優秀女優賞を受賞するなど邦画作品ともなじみの深い【モントリオール世界映画祭】。本映画祭の“世界で活躍する監督や俳優の新作を集めた”「ワールド・グレイツ」部門へ、豊島圭介監督、安達祐実主演『花宵道中』の正式出品が決定いたしました! 同部門へ日本からは『ぼくたちの家族』(石井裕也監督/公開中)、『ぶどうのなみだ』(三島有紀子監督/10.4北海道先行公開)の出品が決定しています。また、本映画祭のコンペティション部門には『そこのみにて光輝く』(呉美保監督/公開中)、『ふしぎな岬の物語』(成島出監督/10.11公開)が、フォーカス・オン・ワールドシネマ部門には『燦燦』(外山文治監督/公開中)、『飛べ!ダコタ』(油谷誠至監督/10.5公開)、『サクラサク』(田中光敏監督/公開中)が出品されるなど、本年は日本映画の出品が相次いでおり、日本映画の活躍に目が離せません。
『花宵道中』はその中でも唯一、江戸時代を舞台にした時代劇。日本ならではの様式美と、物語で描かれる遊女の悲恋という普遍的なテーマとが介在する、日本映画でしか描けない世界観に世界がどう反応するのか公開までお待ちください。

◆豊島圭介監督(42)コメント
時代劇ではありますが、世界の誰もが知っている「人を好き」という感情がテーマのドラマなので、モントリオールの観客にも絶対伝わると思います。吉原の花魁文化の面白さと、女優安達祐実のすごさを堪能していただきたいです!

◆安達祐実(32)コメント
この度、モントリオール映画祭に出品させていただく事になり、大変光栄に思っております。
この作品は、私の俳優人生の大きな挑戦でもありますし、日本の美しさや、時代劇の素晴らしさを、外国の方々にも観ていただけると思うと、本当に嬉しいです。

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執筆者

Yasuhiro Togawa