この度、9月20日(土)より新宿シネマカリテ、シネ・リーブル梅田ほか、全国順次公開となります弊社配給作品『ぼんとリンちゃん』の小説版が、株式会社竹書房とのコラボレート企画として、発売されることが決定いたしましたので、ご案内いたします。
本作、小説版『ぼんとリンちゃん』は、小林啓一監督自らが原稿を執筆。映画本編の中では描かれないエピソードや、映画で描かれるエピソードの前日潭と後日潭を描き、映画本編の中では描かれなかった主人公のぼんとリン、そして二人の親友みゆが東京にやってくるまでのエピソードとそれぞれのキャラクターの葛藤をふんだんに盛り込み、小林監督の本作での構想をすべて網羅。映画と小説版のセットにより、初めて作品世界の全貌が明らかとなります。また、小説の表紙を飾るイラストは、映画本編に登場するオリジナル同人誌も手がけた『おとめ妖怪 ざくろ』等で人気の漫画家、イラストレーターの星野リリィさんが担当。主人公のぼんとリンの魅力が本イラストにより、一層引き出されました。

【小林啓一監督コメント】
この小説は、なんとなく一人で書いた気がしないのです。というのも映画に登場するキャラたちはキャストのみんな(特に佐倉さん、高杉くん、比嘉さん)と一緒に作り上げたからです。なので、初の小説でしたが、わりと肩の力を抜いて書けた気がします。なんせ、登場人物たちが自由にひとり歩きしてくれたので。

【星野リリィさんコメント】
『ぼんとリンちゃん』の表紙を、と思ったときに やはりタイトルそのまま、ぼんちゃんとリンちゃんの二人を描かなくてはだめだろう!と思い、そのままを形にしました。普段の二次元すぎる自分の画風だと二人の良さがまったく表現できないので画風をリアル寄りに変えて描いたので、いつもと違って新鮮だったのと、二人がかわいいのでとても描き甲斐がありました。参加させていただきありがとうございました。

小説版『ぼんとリンちゃん』発売情報
■タイトル:『ぼんとリンちゃん』
■著者:小林啓一
■カバーイラスト:星野リリィ
■出版社:竹書房
■出版日:2014年8月28日(木)
■定価:702円(税込)
■判型:文庫版
■ページ数:256頁

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執筆者

Yasuhiro Togawa