アンジーの愛の深さが生んだ奇跡のシーン
幼いオーロラの『抱っこ、抱っこ!』が可愛すぎ!
母子共演シーンの日本語版特別映像が解禁
さらに“スゴイ!”と話題の1人3役福田彩乃、妖精映像も同胞!

ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔として、半世紀以上も世界中で愛され続けている「眠れる森の美女」。…に隠されていた、“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語を描いた『マレフィセント』(大ヒット公開中)。2012年公開作『レ・ミゼラブル』以来、洋画実写作品で50億円超えの期待が高まる本作のアンジー母子共演シーンの本編特別映像がついに解禁される。

解禁されるシーンはアンジェリーナ・ジョリー演じるマレフィセントが、幼いオーロラを演じるヴィヴィアン・ジョリー・ピットを隠れながら見守っているシーン。
マレフィセントは木に寝そべりながら3人の妖精達とピクニックに来ていた幼いオーロラを見守っている。イタズラ好きな彼女は魔法で3人の妖精を喧嘩するように仕向けると、3人が目を離した隙に、幼いオーロラは蝶々を追って崖の方に走ってしまう。マレフィセント本来のイメージであれば、オーロラが死ぬ願ってもないチャンスなのかもしれないが、彼女は魔法でオーロラを助けるのだ。
さらに、森で傷ついた木を魔法を使い治しているマレフィセントの元に、幼いオーロラが背後から駆け寄るシーン。可愛らしい「こんにちは」の声に驚いた表情で振り向くマレフィセントは「あっち行って、悪いけど子供は嫌いなの」と追い払おうとするが、オーロラはお構いなしに「抱っこ、抱っこ!」とマレフィセントに迫り、その愛しさに、彼女はついオーロラを抱き上げてしまう。
久石譲の娘麻衣が作詞し、大竹しのぶが歌う日本語版『マレフィセント』の主題歌「ONCE UPON A DREAM〜いつか夢で〜」の通り、影で見守っていたマレフィセントは、純粋無垢なオーロラの瞳で見つめられ、触れ合うことで深い母性愛に気づく事になる。そして、注目すべきはアンジェリーナ・ジョリーの表情だ。今までのどの映画でも見られなかった“演技ではない母親の表情”になっている事に気がつくだろう。アンジーの愛の深さが産んだ奇跡のシーンとなった。

さらに、SNSでも話題なっているのは日本語版を鑑賞した方々の「福田彩乃がスゴイ!」という非常に多くの反響。中には「物語の驚きと感動よりも福田彩乃が妖精を1人で演じていた事実が何よりも驚いた」という強者まで。福田彩乃は3人の妖精(ノットグラス、フィリットル、シスルウィット)役に対し、モノマネで磨いた技術を駆使してオーロラ姫(エル・ファニング)の世話をする3人の妖精をディズニー史上初の1人3役という荒業に挑戦しており、アフレコ時にもその技術力の高さにスタッフからも驚きの声が上がるほどだった。

『マレフィセント』ではどんな“真実の愛”が描かれるのか?半世紀以上前に発表されたディズニー十八番の<トゥルー・ラブストーリー>はどんな形で現代によみがえるのか?
誰も知らなかった悪役マレフィセントの物語を話題の日本語版でも是非映画館で楽しんで欲しい。

https://www.youtube.com/watch?v=eCCnl_3B6cM

▼アンジー母子共演が実現した経緯(本人談)
「当時娘は4歳だったけれど、候補に挙っていた3〜4歳の子役たちは皆、私のことを怖がって近づこうともしなかった。もう少し年が上の子供達は「カッコいい」って喜んでくれたけど、小さな子たちは全くダメだった。なので、角や牙が生えていようと目が黄色かろうと、怖がらずにマレフィセントと戯れてくれる子がヴィヴィアンしかいなくて、最終的に彼女に演じてもらうことにしたの」

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http://data.cinematopics.com/?p=52217

執筆者

Yasuhiro Togawa