この度、関口祐加監督作品『毎日がアルツハイマー2 関口監督、イギリスへ行く編』が、いよいよ7月19日より、東京・ポレポレ東中野にて公開致します。母の認知症が軽度から中等度へと進行する中で、母と今後を考えるため、関口監督はある決意を持って、最先端の認知症ケア「パーソン・センタード・ケア」を学びにイギリスへ向かいます。
超高齢社会の日本において「介護」はいまや避けて通れない問題です。誰しもに訪れる老い。介護をする人も、される人も、訪れたその時を“自分らしく、いかに生きるか”。立場を越えて、悩みや体験、問題意識を多くの方と共有したい!そんな思いから、ポレポレ東中野での「毎アル2」公開期間中、ゲストをお迎えしての全7回の連続トークイベントを開催いたします。

<“介護”する人、される人 その時をどう生きるか>

7/19(土) 「毎アル」シリーズを通して考える、認知症のWHY? 
      ゲスト:関口祐加監督

7/20(日) “寄り添う” というケアのあり方
      ゲスト:菅原哲男(社会福祉法人「光の子どもの家」理事長/映画『隣る人』 出演)

7/21(月・祝) 親の老いと向き合う—娘の不安、息子の不安
      ゲスト:平山 亮(東京都健康長寿医療センター研究所・日本 学術振興会特別研究員/ 『迫りくる「息子介護」の時代』著者)

7/26(土) 老いてゆく社会で、老いてゆく私
      ゲスト:平川克美(作家・立教大学特任教授・喫茶店隣町珈琲マスター/『俺に似たひと』著者)

7/27(日) なんたって映画監督—ピンチをチャンスに変える
      ゲスト: 鎌仲ひとみ(映像作家/「ミツバチの羽音と地球の回転」監督)、関口祐加監督

8/2(土) 認知症を受け入れる
      ゲスト:上田 論(日本医科大学精神神経科講師/『治さなくてよい認知症』著者)

8/3(日) 記憶の中へ—介護民俗学の現場から
      ゲスト:六車由実(民俗学者・デイサービス「すまいるほーむ」管理者・生活相談員/
『驚きの介護民族学』著者)、関口祐加監督

各回:13:40より ※映画の上映はございません。/料金:当日1000円均一※毎アル(1・2どちらでも)の半券提示で800円
場所:ポレポレ東中野 東京都中野区東中野4-4-1 ポレポレ坐ビル地下TEL 03-3371-0088

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執筆者

Yasuhiro Togawa