いま、おばあちゃんの”ローマの休日”が始まる。美味しい料理に、笑いと温かい感動。大ヒット作『バグダッド・カフェ』(87)から25年——彼女は、ますます元気です。

★25年前に日本でも大ヒットし、今も根強い人気を誇るパーシー・アドロン監督の『バグダッド・カフェ』(87)で映画ファンをトリコにした女優、マリアンネ・ゼーゲブレヒト主演最新作! さらに元気に、驚くほど魅力的なおばあちゃんになって、スクリーンに帰ってきました! 共演に、リナ・ウェルトミュラー監督の『流されて…』(74)やルキノ・ヴィスコンティ監督の遺作『イノセント』(75)で強烈な印象を残し、近年『ハンニバル』(01)や『007/カジノ・ロワイヤル』(06)などに出演してきたイタリア屈指の名優、ジャンカルロ・ジャンニーニ。名演を披露します。

★舞台はイタリアのローマとバチカン。『ローマの休日』(53)をはじめ、さまざまな名作の舞台となった、その街で繰り広げられる、愛と感動、涙と笑いのハートウォーミングな物語! 前向きなヒロインのがんばりと料理の腕前が、周囲の人々をハッピーにしていきます。また、劇中に登場する“シュニッツェル(カツレツ)”や“カイザーシュマーレン”など、見るからに美味しそうなドイツのバイエルン料理は大きな見どころ! 見所満載のハートフルなドラマの誕生!

※本コメントはマリアンネさん来日時に告知解禁用に収録したもので、今回初出しになります。

「この物語の原案をまとめたクラウディア・カサグランデさんという人は、わたしが演じたマルガレーテの孫娘で、実在したマルガレーテの孫娘が書いて物語なので、フィクションじゃないのよ! 最初に脚本を手に取った時、マルガレーテという女性が自由に世界へ羽ばたいていくような人間像が素晴らしいと思ったの。わたしは俯瞰して物事を見るタイプだけれど、彼女は瞬間的に物事に反応して勘に任せて即座に行動するわよね。この愛すべき女性のドラマは、きっと観る人の人生のヒントになるわ!」——マリアンネ・ゼーゲブレヒト

≪ストーリー≫
夫を亡くしたマルガレーテは、娘たちとの同居も老人ホームへの入居も拒否。ローマ法王(教皇)に会うため、たった一人でバチカンへ。敬虔なカソリック信者として、これまで夫と幸せに暮らしてきたマルガレーテだが、彼女には法王の前で懺悔しなければならないことがひとつだけあった。初めてのローマ、マルガレーテはそこでイタリア人の恋人と同棲中の孫娘マルティナの部屋に転がり込み、バチカンに向かったマルガレーテは、イタリア人の老詐欺師ロレンツォと出会う。ロレンツォも他人には明かせない人生の秘密を持っていた。マルガレーテは持ち前のバイタリティーでローマの廃業寸前のドイツ料理店のシェフとなって店を復活させる。その評判は法王庁にも届いて、法王のためにドイツ菓子のカイザーシュマーレン作りを依頼されるまでになって……。

『バチカンで逢いましょう』

2014年10月2日(木) ブルーレイ&DVD リリース!

【セル】ブルーレイ(1枚組) ¥4,700(本体)+税
【セル】DVD(1枚組)   ¥3,800(本体)+税

【特典映像】 マリアンネ・ゼーゲブレヒト来日時インタビュー/予告編集

販売元・発売元:ポニーキャニオン
※レンタル版同時リリース!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52131

執筆者

Yasuhiro Togawa