★大正11年。放浪の旅を終えた中浜哲は、旧友古田大次郎と「ギロチン社」を結成、大企業への恐喝で資金を得ながらテロルを企てていた。しかし酒と色に溺れながら革命を目指す彼らを関東大震災が襲い、さらに大杉栄が戒厳令に乗じて虐殺される。復讐を誓う「ギロチン社」だが̶̶。最後に嗤うのはピストルと爆弾か、それとも国家か。時を越え、カフェー南天堂では盛大に音楽が鳴り響く—!豪華キャストが魅せる、疾風怒濤の大活劇!

★劇場デビュー作『アンモナイトのささやきを聞いた』がカンヌ国際映画祭批評家週間に招待された山田勇男。つげ義春原作『蒸発旅日記』より約10年ぶりの劇場公開作となる。主演は劇団「少年王者舘」を中心に活動する中村榮美子と劇団「tsumazuki no ishi」主宰の演技派・寺十吾。ギロチン社メンバーに吉岡睦雄ら若手を配し、佐野史郎、流山児祥、あがた森魚らベテランと、個性的な演技で注目される川瀬陽太が脇を固めた。また、天野天街(少年王者舘主宰)、つげ忠男、ジンタらムータwith黒色すみれ、白崎映美、原マスミ、宍戸幸司、知久寿焼ら、演劇・漫画・音楽界からのゲストも異彩を放つ。

新予告編::http://youtu.be/mPMtxUA0_eI

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執筆者

Yasuhiro Togawa