1979 年に放送された『機動戦士ガンダム』から 35 年、1999 年の『∀ガンダム』から 15 年の時を経て、シリーズの原作者・富野由悠季による待望の TV 新シリーズが遂に登場。それが、『ガンダム G のレコンギスタ』!“レコンギスタ”とは、スペイン語の“レコンキスタ(Reconquista)”が語源。“G”にはガンダム以外の意味も込められており、物語の進行と共に明らかとなっていく。
<劇場でのイベント上映>、<d アニメストアでの配信>、<TV 放送>とメディアミックスしていく本作は、ガンダム誕生 35 周年にふさわしいスケール感で展開されていく。

舞台は、これまで富野総監督が描いてきた宇宙世紀(ユニバーサル・センチュリー)のその後の時代である“リギルド・センチュリー”。富野総監督の好む“ボーイミーツロボット”の展開をさらに進めた“ボーイミーツガール&ロボット”の本作は、主人公ベルリが海賊部隊の少女アイーダと謎の少女ラライヤ、そして “G-セルフ”と出会うことで彼の運命が動き始める物語。主人公の愛機となる“G-セルフ”は、未知のテクノロジーで作られたガンダムであり、選ばれた者しか起動させることの出来ないモビルスーツ。軍の作った最新兵器としてではなく、謎めいたその設定はリアルロボットならぬスーパーロボットの香りを漂わせ、熱いロマンすら感じさせる。
誰もが待ち望んでいた富野総監督のチャレンジは世界、宇宙、そしてガンダムさえもレコンギスタする。

【プロジェクト概要】
<第一弾>イベント上映(劇場公開)
【タイトル】『ガンダム G のレコンギスタ 特別先行版』
【上映期間】2014 年 8 月 23 日(土)〜9 月 5 日(金)※2週間限定
【内容】TV シリーズ第1話から第3話をまとめた特別先行版のイベント上映
【上映館】全国13館
TOHOシネマズ日本橋/新宿ピカデリー/TOHOシネマズ六本木ヒルズ/TOHOシネマズららぽーと横浜
TOHOシネマズ川崎/MOVIXさいたま/TOHOシネマズららぽーと船橋/TOHOシネマズ宇都宮
TOHOシネマズ名古屋ベイシティ/TOHOシネマズ梅田/TOHOシネマズなんば/TOHOシネマズ天神
札幌シネマフロンティア
<第二弾>d アニメストア 配信
【配信期間】2014 年 9 月 8 日(月)〜9 月 30 日(火)
【内容】劇場公開される『特別先行版』を独占配信 (https://anime.dmkt-sp.jp
<第三弾>TV 放送
【放送時期】2014 年 10 月より MBS ほかアニメイズム枠にて放送スタート

ストーリー
宇宙移民と宇宙戦争の歴史となった宇宙世紀が終焉し、しばらくの刻が流れた。新たな時代、リギルド・センチュリー(R.C.)を迎えた人類の営みと繁栄は、平和と共にこのまま続いて行くものだと思われていた。
R.C.1014 年。地上からそびえ立つ地球と宇宙を繋ぐ軌道エレベータ、“キャピタル・タワー”。地球上のエネルギー源であるフォトン・バッテリーを宇宙よりもたらすが故に神聖視された場所。そこを守護するキャピタル・ガード候補生のベルリは、初めての実習の最中、謎のモビルスーツ・G-セルフの襲撃を受ける。作業用モビルスーツのレクテンで交戦したベルリはG-セルフの捕獲に成功する。だが、G-セルフと操縦者アイーダ・レイハントンを名乗る宇宙海賊の少女に何かを感じるベルリ。そして、特定条件を満たさなければ起動しない G-セルフがベルリに反応を示す。
宇宙海賊とアイーダの目的、G-セルフに選ばれたベルリが辿る運命、その果てに待ち受けるリギルド・センチュリー全体を揺るがす真相とは——。全てはレコンギスタの始まりに過ぎなかったのだ。

<基本情報>
■タイトル 『ガンダム G のレコンギスタ』
■総監督 富野由悠季
■キャラクターデザイン 吉田健一
■メカニカルデザイン 安田 朗、形部一平、山根公利
■デザインワークス コヤマシゲト、西村キヌ、剛田チーズ、内田パブロ、沙倉拓実、倉島亜由美
■色彩設計 水田信子 ■美術 岡田有章 ■音楽 菅野祐悟 ■音響監督 木村絵理子
■キャスト
ベルリ・ゼナム:石井マーク アイーダ・レイハントン:嶋村 侑
ノレド・ナグ:寿美菜子 クリム・ニック:逢坂良太 ルイン・リー:佐藤拓也
マニィ・アンバサダ:高垣彩陽 ラライヤ・マンディ:福井裕佳梨
■企画・製作 サンライズ
■コピーライト ©創通・サンライズ
■配給 東宝映像事業部
■公式サイト http://www.g-reco.net

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52727

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa