ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔として、半世紀以上も世界中で愛され続けている「眠れる森の美女」。に隠されていた、“禁断の呪い”が生んだ究極の愛の物語を描いた『マレフィセント』(7/5公開)。本作の主題歌に大竹しのぶさんが決定。初めて映画主題歌に挑むことになりました。

この作品の主人公は、「眠れる森の美女」のヒロイン、オーロラ姫…ではなく、彼女に“永遠の眠り” の呪いをかけた邪悪な妖精マレフィセント。マレフィセントを演じるのは、多くの女性から羨望の眼差しを受ける女優、アンジェリーナ・ジョリー。彼女の人生とリンクする点が多いこの役は、その見た目のみならず、マレフィセント=アンジェリーナ・ジョリーと言っていいほどのはまり役で、初めてディズニー映画出演を果たしている。

今回、日本を代表する大女優の中で、映画で描かれるマレフィセントの母性愛と、アンジェリーナ・ジョリーの母性愛に通じる大きな愛を持った女性として、大竹しのぶさんに白羽の矢が立った。歌手活動は2013年8月7日、泉谷しげるさんのアルバム「昭和の歌よ、ありがとう」に参加して以来約1年ぶり。今までシングル12枚、アルバム8枚(「昭和の歌よ、ありがとう」を除く)を発表している。
曲名は「ONCE UPON A DREAM〜いつか夢で〜」に決定した(サウンドトラックに収録予定)。1959年のディズニー映画『眠れる森の美女』のオーロラ姫とフィリップ王子がデュエットするロマンティックな恋の歌「ONCE UPON A DREAM」を、日本語版では全く異なる新訳版で表現!
『眠れる森の美女』で描かれるテーマとは違い本作ではマレフィセントの愛を描くため、よりテーマに近づけるべく世界で唯一、新訳歌詞が作られた!
6月5日より、ディズニーおよびディズニースタジオ公式YouTubeチャンネルにて、『マレフィセント』の映像と共にこの日本語吹替版の音楽が流れており、オリジナル版のラナ・デル・レイが歌う「ONCE UPON A DREAM」を超える名曲誕生?!“この美しい歌声は誰?”と話題になっている。
大竹さんの独特で味わい深い歌声によって“真実の愛”をより深く、より美しく感じられるナンバーに生まれ変わったあの名曲が、果たして『アナと雪の女王』のあの大ヒット曲を超えるのか!?

【大竹しのぶさん コメント】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆『マレフィセント』の主題歌が決まって
初めてこのお話を聞いた時には、え、なんで私が?どうしちゃんだろう!
とビックリしましたが、ディズニー映画の主題歌を歌えるなんて思ってもいなかったですし、日本全国だけでなく世界中の方が観るディズニー映画に少しでも参加できるというだけで、もう「本当にやりたい、やりたい、やりたい」と思い、お引き受けしました。「眠れる森の美女」が大好きな娘も、「うそでしょ?」ってすごくビックリしていました。羨ましがっていましたね。
すごく低い音で、子守唄のように優しく歌うというのは、すごく難しかったです。でも、とてもきれいな歌でしたので、「強くなろう 守るため」「あなたは私の夢」というところに、大きな大きな「母性」というか、強い「愛」を感じて、歌っていてすごく優しい気持ちになりました。
映画が本当に素晴らしいので、最後に席を立つ時に、誰もが持っているお母さんへの愛、子供への愛、誰に対しての愛でもいいので、優しい気持ちになってもらえたら嬉しいですね。
現在大ヒットしている『アナと雪の女王』の主題歌は聞いたら「あー、走り出したい!」と思いますが、「Once Upon a Dream〜いつか夢で〜」は全然違うイメージです。でも、この曲を聞いてホッとしてくれたら嬉しいなと思います。同じくらい皆さんの心に残る曲になるといいと思います

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執筆者

Yasuhiro Togawa