1954年の誕生から60年。日本が誇る世界で最も著名なキャラクター「ゴジラ」のハリウッド版『GODZILLA』が5月16日(一部は14日〜・フランス等)に世界各国で、一斉に公開されました。オリジナル版の『ゴジラ(1954)』と同様、水爆実験に着想してゴジラが現れる設定で、日本のゴジラシリーズへのオマージュが各所に散りばめられており、原発事故のシーン等からも、反戦、反核といった人間社会へのメッセージも込められています。

北米(アメリカ、カナダ、3952サイト)での初日の興行収入は$38.525M(約40億円)となり、2014年公開作品で第1位(5月19日現在)のスタートとなりました!
また、公開週末3日間(5/16〜18)の興収は93.025Mドル(約95億円)で、この週末の興行収入ランキングで第1位を獲得しました。※Box Office Mojo(映画興行成績サイト)調べ。

また、海外61カ国・地域でも一斉に公開。各国で記録的なヒットとなっています。
この週末だけで、全世界の興行収入は、合計:US$196M(約200億円)に達する見込み。   

・主要10か国で、いずれも今週末の興収トップを記録。
・北米以外の海外合計興収は、US$103M 人員1,435万人 (16,946スクリーン)

※イギリスでのトップ5作品内でのシェアは60%。
※ロシアでのトップ5作品内でのシェアは80%。
※メキシコでのトップ10作品でのシェアは68%。
以上のように、各地で圧倒的な興行成績を収めており、ゴジラが世界を席巻しています!!

客層の58%が男性。普段映画館に来ないと言われる若年層を引き付けており、幅広い世代、男女問わず、受け入れられている模様です。

 場内の反応
・スクリーンにタイトルが映りゴジラの咆哮が重なると「GODZILLA!」「Kaiju!」の掛け声がかかり拍手。
・ゴジラの足の登場シーン(はじめて映画の中でゴジラが登場するシーン)に拍手。
・ゴジラが口から熱線を放射するシーンで拍手。
・本編が終了しエンドクレジット開始時に拍手。
・クレジットの終わりまで残る観客が多く本編への満足度そして続編への期待が見られた。

観客のコメント        
・「ゴジラのデザインが素晴らしくて、もっと観ていたかった」(20代女性)
・「ゴジラ映画を全て観るほどのファンではないが、ギャレス・エドワーズ監督の『モンスターズ』が好きだったので観に来た。やはり怪獣がリアルな生物として描かれている点が気に入った」(40代カップル)
・「今回は東宝のゴジラへのオマージュが随所に感じられて気に入った」(40代男性、自称ゴジラファン)
・「感動した!ゴジラファンのための映画でもあるし、またこれを機にゴジラファンになる映画でもあると思った」(30代女性)
・「何度も劇場に足を運ぶ映画だ」(40代 男性)
・「この映画を作らせた1954年ゴジラを見たくなった」(20代女性)
・「誰の期待も裏切らないと思う、映画ファンもゴジラマニアも大満足だ」(40代男性)

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執筆者

Yasuhiro Togawa