映画監督である娘(=関口監督)が認知症の母との暮らしを赤裸々に綴り、日本中の介護当事者に元気と笑顔を届けた『毎日がアルツハイマー』の続編『毎日がアルツハイマー2〜関口監督、イギリスに行く編』が完成致しました。

母の認知症が軽度から中等度へと進行する中で、介護に対する不安を覚えた関口監督は最先端の認知症ケア「パーソン・センタード・ケア」を学ぶため、イギリスへ向かいます。

人生の最終章をハッピーに過ごすためのヒントがたくさん詰まった「毎アル2」(配給:シグロ)は7月19日(土)より、ポレポレ東中野ほかにて公開となります。
公開期間中は前作「1」を併映するとともに、ケアと介護に関するトークショーもたっぷり予定。

【概要】
抱腹絶倒の介護からすでに4年。「毎アル」な母・宏子さんの閉じこもり生活に少しずつ変化が!デイ・サービスに通えるようになり、あんなに嫌がっていた洗髪をし、娘(=関口監督)と一緒に外出もする。しかし、調子が悪い日は、相変わらず一日中ベッドの上ということも。そんな母との生活の中で、「パーソン・センタード・ケア(=認知症の本人を尊重するケア)」という言葉に出合った関口監督は、自ら、認知症介護最先端のイギリスへ飛びます。認知症の人を中心に考え、その人柄、人生、心理状態を探り、一人ひとりに適切なケアを導き出す「パーソン・センタード・ケア」が教えてくれる、認知症ケアにとって本当に大切なこととはー。

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執筆者

Yasuhiro Togawa