映画『ビヨンド・ザ・エッジ　歴史を変えたエベレスト初登頂』過去最多死者数シェルパ、今季のエベレスト登山中止

世界最高峰エベレストで、シェルパ（登山ガイド）が今季のエベレスト入りを拒否する異例の事態が起きている。
これは、4月18日、建物ほどの大きさの氷塊が登山ルートを整備中だったシェルパ16名が死亡・行方不明となる事故が発生し、安全面を不安視する声が強まっているためだ。事故にあった16名の内、13名の遺体が回収され、残る3名は山に葬られている。
エベレストで過去最多の死者数を出す事故となった。

このため、エベレストに挑んでいたタレントのイモトアヤコさんや元Ｆ１レーサー片山右京さんも登頂断念を発表した。同様に外国人らの登山中止が相次ぎ、ネパール側の登山シーズンは幕を閉じた。

現在のような装備もない時代にどのように人類が初登頂を成し得たのかを描いた映画が公開される。
1953年5月29日、エドモント・ヒラリーによって達成された、世界最高峰の山エベレスト初登頂を描いた本格山岳ドラマ『ビヨンド・ザ・エッジ』が6月28日、角川シネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国ロードショーの運びとなった。
標高8848メートル、その人類史上、最も困難で勇敢な冒険が、驚異の３D映像とともに蘇る。

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