この度、1990年代後半に香港からタイに移り、『レイン』(99)や『The Eyeアイ』(02)で大ヒットを飛ばし、現在のタイ映画の基盤を作ったオキサイド・パン、ダニー・パンのパン兄弟(ブラザース)。その後、ハリウッドに認められてサム・ライミ製作の『ゴースト・ハウス』(07)やニコラス・ケイジ主演の『バンコック・デンジャラス』(08)を監督し、サスペンスやホラーのジャンルで世界的に知られるようになりましたが、そんな彼らが、映画業界に入った原点である香港映画に戻り、新たなるミステリー映画を作りあげ、日本で「パン兄弟(ブラザース)の帰還、“極限”ミステリーの悦楽」として4作品を一挙公開することになりました。 上映作品は、『コールド・ウォー香港警察 二つの正義』(12)のアーロン・クォックがタイの中華街でしがない探偵をしながら、謎の事件を解明していく『極限探偵』シリーズの3本、『影なきリベンジャー【極限探偵 C+】』『冷血のレクイエム 【極限探偵B+】』『コンスピレーター謀略 【極限探偵A+】』に、『奪命金』(11)のラウ・チンワンが童話に描かれた内容どおりに行われる殺人事件を追う刑事を演じた『惨殺のサイケデリア』(12)と、ミステリー・ファンにはたまらない布陣4本となっております。

極限探偵C+
http://youtu.be/xjAu0dPY3_Y

極限探偵B+
http://youtu.be/-dWXjIK1l6E

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52155

http://data.cinematopics.com/?p=52154

執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro TogawaYasuhiro Togawa