映像革命を巻き起こしたウォシャウスキー兄弟の完全オリジナル・ストーリー「マトリックス」三部作。そしてウォシャウスキー姉弟となった彼らが満を持して手がける作品は、チャニング・テイタムとミラ・クニス主演、11年ぶりに贈る完全オリジナルSF超大作『ジュピター』の日本公開が10月11日(土)に決定いたしました。さらに今回、主演を務める2人から、自身が演じたキャラクターについての最新コメントを入手。全く明らかになっていなかった映画内容の一部が判明した。

本作は高度な知性を持った異星人によって管理された地球が舞台となって描かれる。ウォシャウスキー姉弟が本来得意とする壮大で驚くようなアイデアと映画の概念を覆し映像革命をもたらす特殊効果がふんだんに使われているという作品で姉弟も「人々をこの『ジュピター』で驚かせます!」と意欲を見せる。

さらにキャストにはハリウッドで最も注目されるチャニング・テイタム(『マジック・マイク』『G.I.ジョー』)と交際中のアシュトン・カッチャーとの間に妊娠報道もあり、その私生活も注目されるミラ・クニス(『オズ はじまりの戦い』『ブラック・スワン』『テッド』)を抜擢。

そんな彼らが自身のキャラクターについて重い口を開いた。地球の女性ジュピターを演じたミラ・クニスは「彼女はスーパーヒーローではないから、飛ばないし、透明にもならないし、違う星からきたわけでもないの。本当に普通の女の子でみんなが共感できるキャラクターだと思うわ。」と意外なキャラクター設定を語る。元兵士のハンターのケインを演じたチャニング・テイタムは「僕が演じるのは半分狼の遺伝子を持つ人間だよ。ジュピターを探しだしてさらう使命を与えられているんだ。でも彼は彼女に特別なものを見出して『どうすればいいんだ?彼女を守り助ける?それとも使命を果たすのか?』自問するんだ。」と話す。そして2人は「これまでやった作品の中で最も大変だった」と口を揃える。

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執筆者

Yasuhiro Togawa