公開前から、各界著名人・マスコミ関係者から「今年一番の傑作!」と絶賛され、
公開直前には、アクセス殺到のために公式サイトが何度もサーバーダウンするという事態まで起きた、
今年の“台風の目”になること間違いなしの映画『チョコレートドーナツ』が、4/19(土)にシネスイッチ銀座で公開初日を迎えました。
公開初日にはまさに老若男女のカップル、映画ファン、家族連れが行列をなし、全回満席の快挙を達成、
シネスイッチ銀座としては『かもめ食堂』以来の大ヒットスタートとなりました!

公開がスタートするやいなや、実話を元にした愛溢れるストーリーに胸打たれ、号泣で劇場から出てくる観客が緊急発生し、
用意周到にタオルを持参して劇場入りする気合いの入った方もいる中、うっかりハンカチを忘れた観客はもう大変!
ロビーの劇場スタッフに「すみません、ティッシュは売ってますか!?」と目を腫らせながら押し寄せてきました。
また、上映が終わると、顔を隠してトイレに駆け込み、涙で落ちたアイメイクを直す女性客も多くみられました。

まさかの異常事態に、劇場スタッフは動揺が隠せない様子。混乱の様子はすぐに劇場支配人の耳に入り、
急遽、シネスイッチ銀座では場内に箱ティッシュを設置。すると、上映終了後に「助かった〜!」と観客は待ってました
とばかりにティッシュ置き場に殺到しました。「長年ここを任されていますが、このような事態は初めて」と困惑しつつも、
この気転を利かせた支配人の“おもてなしサービス”により、多くの泣きっ面女子たちの目と鼻は救われたようです。

Twitterでは「愛に溢れるストーリーに一生分泣いた!」といった映画を観ての感想はもちろんのこと、
「化粧はウォータープルーフで、ティッシュも持って行こうね!帰りの電車で顔面が大変なことになるよ!マスクも持っていこう!」
「某会見見てて思ったけど、泣くとわかってるんだから下まつ毛のマスカラは控えて行かないとね」
「ロビーにティッシュ設置の親切設計でハンカチ忘れても大丈夫」など劇場のティッシュについてのつぶやきも起きています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa