新進気鋭の次世代のクリエーターを続々と輩出し、いまアジア圏で最も熱い注目を集める映画大国インドネシアから、かつてないほど斬新かつ実験的な作品が日本に上陸!!『ラスト・ワールド』が5月17日(土)より新宿シネマカリテにて公開の運びとなりました。

これまでも、『エス〜es〜』『THE WAVE ウェイヴ』など“特定の状況下に置かれた人間の心理的変遷”を描いた作品は、観客の予想を裏切り、魅了してきた。そんな流れを経た本作は、バーチャルとリアルが交錯する見事な映像とともに、突如与えられた役割、職業のもと、かつて見たことのない様な終末後の仮想サバイバル討論会(ディベート)が繰り広げられる衝撃作となっている。観客は生徒たちの目を通し、複雑に絡み合い、どんどん緊張を増していく現実を目の当たりにする。世界の終りというに直面した時、誰と行き、誰を見捨てるのか?という、究極の選択を迫られるのである。

『誘惑の恋人たち』のジョン・ハドルズが監督を手掛け、『リディック』などを手掛けるジョージ・ザックが製作を務めた本作。主演には、『The Purge』『+1/Plus One』など、ユニークな作品に出演し続けているリース・ウェイクフィールド、『ハリー・ポッター』シリーズのボニー・ライトら、新鋭のキャストが揃いした。そしてKoRnのジョナサン・デイヴィスが音楽を手掛けた。

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執筆者

Yasuhiro Togawa