本作は、『ディープ・ブルー』『アース』のBBC EARTHが、本作のためだけに開発された4K3Dカメラで地球上の未知なる世界を撮り下ろした、BBC EARTH史上初の4K3Dネイチャードキュメンタリー映画です。573日という膨大な時間を費やし、本作品のためだけに開発された特注の3D撮影機材を駆使。そして、過去に類を見ないほど過酷な環境下で撮影された本作には、未だ人類が目にしたことのない、息を飲むほど美しい奇跡の映像が収められています。

これまでのネイチャードキュメンタリー映画で使用されていたのはクラシック楽曲が主でしたが、BBC EARTH初の3D作品となる本作では、初めてロックミュージックを多数採用。
Coldplayが提供した楽曲タイトル「Life in Technicolor ii」(アルバム「Prospect’s March」収録)は、「人生は美しいもので溢れている」という意味を持ち、映画の中で語られる「都会の中でもどこでも、目を開きさえすれば自然の王国は広がっている」というテーマと合致。この楽曲は、映画のグランドフィナーレで自然と美しさと動物たちを祝福するかのように鳴り響きます。

他にも、アデルなど数多くのブレイク・アーティストを輩出してきた「BBC“Sound of 2013”」や「BRIT AWARDS批評家賞」にノミネートされ注目を浴びているLaura Mvulaや、映画『キック・アス』のサウンドトラックにも参加しているMarius de Vriesなども参加!BBC EARTHの本拠地であるUKの豪華アーティストが、7つの領域に分けて地球の美しさを旅する本作を力強く盛り上げております。

『ネイチャー』に参加したUKアーティスト・楽曲一覧

Yoav – “Pale Imitation” (使用シーン:燃え盛る地下世界)
Laura Mvula – “Mt Kenya” – (使用シーン:凍てつく山)
Marius de Vries – “Ancient Dragons” – (使用シーン:荒れ狂う激流)
Cold Play – “Life in Technicolor ii” (使用シーン:グランドフィナーレ)

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執筆者

Yasuhiro Togawa