樹木希林さんと式年遷宮をめぐるドキュメンタリー映画『神宮希林 わたしの神様』を 2014年4月26日(土)より、オーディトリウム渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次公開します。
4 月 26 日(土)公開初日にはオーディトリウム渋谷にて【樹木希林さんによる舞台挨拶】を行います。

【いきることに つかれたら ねむりにきてください】
旅人は、樹木希林。「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」。本作は、そう語る希林さんの人生はじめての「お伊勢参りドキュメント」。旅は、希林さんの東京渋谷の自宅からはじまります。2013 年、伊勢神宮は二十年にいちどの式年遷宮の年。遷宮とはいうなれば、神様のお引越し。
参宮街道を行き、お白石持行事などの祭事に参加、伊勢神宮の神域をめぐり、広大な神宮林の山に登り、俳句をひねる。女たちが祈る志摩の石神さまも訪ねます。希林さんには会いたいひとがいました。歌人の岡野弘彦さんです。戦争と震災と神宮…。89歳のいまも未来に何かをつたえようとしている岡野さんのお話に、希林さんは何を感じたのでしょう。
生きることについて、いのちについて、家族について、それからやっぱり、愛について想いをはせる。そんなお伊勢参り。この旅の映画化について、「生きることに疲れたら、どう
ぞ眠りに(映画館に)来てください。」と希林さんは話しています。あなたもどうか、ゆるりごいっしょください。

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執筆者

Yasuhiro Togawa