平凡な日常を過ごしていたはずの高校生が、何の前触れも無く「命を賭けた謎のゲーム」へ巻き込まれる。逃げ出すことは出来ない。生きたければ、“立ち向かうしかない!”
 その衝撃的な展開と絶妙な緊迫感からファンを増やしているコミック『神さまの言うとおり』。当初「別冊少年マガジン」に連載されていた本作は、その人気を受け「週刊少年マガジン」に移籍、現在『神さまの言うとおり 弐』として好評連載中です。コミックスも版数を増やし、今後さらなる盛り上がりが期待される本作を、実写映画化する事が決定いたしました!
 監督は、2012年公開の『悪の教典』で興行収入23.4億円、2013年公開の『藁の楯』で興行収入17.4億円を記録し、立て続けに大ヒット作品を手がけてきた三池崇史。脚本は、最終回で平均視聴率42.2%(関東地区)と、平成の民放ドラマで最高の視聴率を記録した『半沢直樹』の八津弘幸。今、最も注目されるスタッフが揃いました。
 そして、主人公の高校生・高畑瞬(たかはたしゅん)役は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公が恋する先輩を演じ、全国のお茶の間にその爽やかな存在感を知らしめた福士蒼汰が演じます。また、瞬の幼馴染でヒロイン・秋元いちか役を、第七回東宝シンデレラオーディションで審査員特別賞を受賞し、2013年の東京国際映画祭でフェスティバルナビゲーターを務めた山崎紘菜が演じます。さらに、瞬の同級生で暴力を愛する問題児・天谷武(あまやたける)役には、実力派俳優の神木隆之介が決定しました。
 映画のコンセプトは、巻き込まれ型のジェットコースタームービー。そもそも『神さまの言うとおり』の魅力は、突如巻き込まれることによる恐怖感や不条理感、次々とやってくる課題に「負ければ死」という緊迫感、そして黒幕の正体が分からない謎です。本作では、過去のデスゲーム映画を超える圧倒的緊迫感、恐怖感、不条理感を描き出し、ジェットコースタームービーの金字塔を目指します!

福士蒼汰コメント
「主人公である高畑瞬の、退屈な日常を打破したいという気持ちやおかしなゲームの中で生まれる友情、愛情、裏切り、憎しみ、いろんな感情に共感しました。三池監督の作品は、『悪の教典』や『藁の楯』を拝見していて、衝撃的なシーンが今でも忘れられないほど印象に残っているので、監督の世界観に自分がどう溶け込んでいけるのか楽しみですし、話自体も非現実的な世界観だからこそ楽しんで撮影に臨んでいきたいと思います。撮影が待ち遠しいです。今から〝だるまさんが転んだ〟の練習をしておこうと思います。」

山崎紘菜コメント
「衝撃的な原作!三池監督の求めるものにしがみつき、ヒロインとして、命懸けで挑みます!」

神木隆之介コメント
「この度、天谷武役を演じさせて頂く事になりました。三池監督とは『妖怪大戦争』以来、約10年振りにご一緒させて頂けるという事で、とても楽しみです。気合いを入れて準備をしたいと思っております。この作品は理不尽な現実の中、時には裏切られ、それでも生きていかなければならないと言う、今を生きる僕達に必要なことを教えてくれる作品だと思っております。力強さを表現出来るよう、精一杯務めさせて頂きます。」

三池崇史コメント
「生きる、首がコロコロ、走る、血がピュー、泣く、大笑い…で、死ぬ。そんな楽しい映画です。理不尽な罰ゲームをお楽しみに!」

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=52009

執筆者

Yasuhiro Togawa