12月2日(月)アメリカで、第41回アニー賞のノミネーションが発表され、ディズニー・アニメーション最新作『アナと雪の女王』が、作品賞のほか全10部門で堂々の最多ノミネートを果たしました。今年3月に公開され大ヒットした『シュガー・ラッシュ』は前年度に同賞を5部門制覇しており、今回はそれを上回る最多受賞にも注目が集まります!
さらに、同日にノミネーション発表されたサテライト賞にも2部門ノミネート(主題歌賞、アニメーション/ミックスメディア映画賞)。今後続々と発表される各賞に本作がどのように絡んでいくのか、是非ご注目ください!

また本作は11月27日(水)に全米で封切られ、3,742館、6,021スクリーンで公開され5日間の興行収入が93,356,000ドルの大ヒットとなりました。これは全アニメーション・スタジオで制作されたアニメーションの総興行収入歴代2位の『ライオン・キング』をも上回る大ヒットスタートとなっており、またディズニー・アニメーション・スタジオで制作されたアニメーションの中ではナンバー1の成績となります。
また日本で25億円を記録した『塔の上のラプンツェル』(5日間:6,870万ドル)、30億円を記録した『シュガー・ラッシュ』(5日間:5,675万ドル)をも遥かに超える大ヒットを記録したことから、日本での30億円超も既に確実視され、大ヒットへ向けての期待がますます高まっています。

既に全米で映画を見たマスコミは、「ディズニー・クラシックの伝統的要素を受け継ぎながらも、古い手法やセリフにとらわれずに、時代を超えて完璧なまでに人々を魅了する物語だ」(USA
TODAY)と、今まで以上に新しくも素晴らしいストーリーであることを讃えられ、「雪と氷に彩られた夢の世界はディズニーのアニメーション映画の中で最も美しい作品だ。見ていると、まるでダイアモンドをあしらった巨大な氷のシャンデリアの中にいるようだ」(New
York Times)と最高レベルの映像美が称賛されている。また「『リトル・マーメイド』の”パート・オブ・ユア・ワールド″や『アラジン』の〝ホール・ニュー・ワールド″のような素晴らしい楽曲に出会うという歴史的瞬間に息をのむだろう」(New
York Post)と歌曲の素晴らしさが絶賛されている。これは全米iTunesサウンドトラックランキングで「アナと雪の女王」が見事1位を獲得し、さらに「アナと雪の女王
デラックス・エディション」が2位も獲得していることからも楽曲のクオリティの高さが証明されています。

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執筆者

Yasuhiro Togawa