竹野内 豊×豪華女優陣が夢の競演!
芥川賞作家・川上弘美原作×『人のセックスを笑うな』井口奈己監督
奇跡のキャスティングで贈る、珠玉の恋愛映画の主題歌に
さまざまな音楽シーンで絶大な支持を誇る七尾旅人の「TELE〇POTION」が決定!!

芥川賞をはじめ数々の文学賞を受賞した作家・川上弘美の連作短編集の傑作『ニシノユキヒコの恋と冒険』(新潮文庫刊)を、『人のセックスを笑うな』でスマッシュヒットを記録した井口奈己監督が映画化。この珠玉の恋愛映画に魅せられた主演の竹野内 豊をはじめ、尾野真千子、成海璃子、木村文乃、本田翼、麻生久美子、阿川佐和子ら、共演女優陣の豪華さが早くも話題を呼んでいます。

予告編::http://youtu.be/fnkn2Cm_i_c

ルックスもよく、仕事もでき、セックスもよく、女には一も二もなく優しい。
そして、女に関して懲りることを知らず、愛を求め続けた男、ニシノユキヒコ。
彼の周りにはいつも魅力的な女性達がいた。
そして、ニシノは彼女たちの欲望をみたし、淡い時を過ごすのだが、女性達は、最後には必ず自らニシノのもとを去ってしまう……。
彼を取り巻く女性達の思い出から、真実の愛を探してさまよったニシノユキヒコの美しく切ない人生が浮かび上がる……。

ニシノユキヒコが幅広い世代の女性たちを相手に繰り広げる、華麗でありながらもどこか寂しげな“恋と冒険”を
彩る本作の主題歌に抜擢されたのはさまざまな音楽シーンで絶大な支持を誇るアーティスト七尾旅人(ななお・たびと)。

タイトルは「TELE〇POTION」。
以前から七尾のライブによく行っていた井口監督からの熱烈なオファーで本作のために特別に用意された楽曲。監督からのイメージを聞き、七尾のメロディメーカーとしての一面が輝くばかりに発揮された楽曲になりました。ニシノをとりまく女性たちという映画のコンセプトを部分的に踏襲しながら女性奏者だけで編成したロックバンドによってレコーディング。日本アンダーグラウンドの才媛である石橋英子とチャットモンチーの福岡晃子、そしてtwitterで一般公募された平成生まれの大平沙季(オトノエ)ら、女性ミュージシャンばかりのバックバンドを結成し、録音。いままでの彼のイメージをくつがえす瑞々しい青さをたたえたサウンドで、さらに広範なリスナーに愛されるフレッシュなポップソングになりました。

■七尾旅人(ななお・たびと)プロフィール

1979年8月20日生まれ、高知県出身。シンガーソングライター。1998年『オモヒデオーヴァ ドライブ』でデビュー。以来、驚異の3枚組アルバム『911fantasia』(07)や『Rollin’Rollin’』(09)『billion voices』(10)で旋風を巻き起こし、2012年最新アルバム『リトルメロディ』をリリース。自身のライフワークと位置づけ、全国各地で開催してきた弾き語り独演会「歌の事故」、全共演者と即興対決を行う「百人組手」という二つの企画を軸に、各地のフェス・イベントなどで伝説的ステージを生み出し続けている。2013年からは、声だけで新しい音楽を追求するバンドも始動。新たな動きに目が離せない。

七尾旅人『TELE〇POTION』2014.2.05 On SalePECF-1088 felicity cap-191定価¥1,143+税(税込¥1,200)■収録曲「TELE〇POTION」 and more!  ※後日発表

七尾旅人コメント

お話を頂いた時に、ユキヒコとあまりにタイプが違う僕には荷が重いなと思ったんですが、井口監督の映画に対する情熱に打たれて参加させて頂くことにしました。最初はフィナーレの光景に合わせるかたちで1曲壮大なのを構想していたのですが、井口さんから「物語に沿わなくていいんです、元気な感じで終わりたい」とのリクエストを受け、何曲かの未発表曲をお聴かせして、自分としても新鮮な軽快さを持ったこの歌「TELE◯POTION」を録音することとなりました。映画館で観るのが楽しみです。(by七尾旅人)

<主題歌へのコメント>

主演:竹野内 豊(ニシノユキヒコ役)主題歌へのコメント

自分が感じたニシノユキヒコは、
いつも満たされることのない虚無感を抱いている人間だと思ったのですが、
そんなニシノユキヒコの人間性を表現するかのような、
七尾旅人さんの切ない歌声は、この作品にぴったりだと思いました。

相手の逢いたいという気持ちに応えて、
「君に逢いに行く」と最後に連呼している箇所があるのですが、
そこは、相手の望んでいることを何でも叶えてあげたいと思う、
まさにニシノユキヒコですね。
素敵な音楽をありがとうございました。
井口奈己監督 主題歌へのコメント

ニシノユキヒコは男だから、エンディングには男性ボーカルの歌声が聴きたいと女性プロデューサーが言うので、その名前はすぐに思い浮かんだ。
湘南の海で雨にあたりながら最前列かぶりつきで見た七尾旅人のシャウトしているのに囁いているような、そしてちょっと狂ってるみたいなあの歌声が、映画の最後に聞こえて欲しい。
井の頭公園の池の畔で蚊に喰われながら、長い沈黙とズレがちな会話の後にポップな曲がジャンジャン出来るって言って聞かせてくれたタイトルもまだ無かった曲。
予想を斜め上から超えてくる想像だにしなかった青春くさいポップソング。
最高じゃん!

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執筆者

Yasuhiro Togawa