2012年に公開され、全米で歴代オープニング記録を塗り替えるなど、映画を超える社会現象を巻き起こし、日本でも大ヒットを記録した『アベンジャーズ』。マーベル・スタジオの次なる戦略は全世界で12億ドルという驚異的な興行成績を上げた『アイアンマン3』から再び開始された。そして新たなる『アベンジャーズ』に向けて、マーベル・スタジオが総力を結集した最新作が、アベンジャーズ最強の男“ソー”とその弟にしてアベンジャーズ最強の敵“ロキ”を主人公にしたアクション超大作『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』である。
 
 10月30日より全世界の69の国と地域で順次公開され、週末のみの成績で早くも1億ドルを突破。そしてついに11月8日(金)に待望の全米公開を迎え、オープニング3日間で(※85億円/8,610万ドル)という驚異的な数字を記録。全世界の興行収入が合計で470億を突破した。(※11月17日までの集計。※1ドル99円換算)
 
 日本公開を2014年の2月1日に控え、ついに『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』の日本版予告編と日本版ポスタービジュアルが解禁。
 今作の舞台は、アベンジャーズから1年後のロンドン。ジェーン(ナタリー・ポートマン)が、宇宙滅亡を導く鍵となる力を自らの身体に宿してしまったことから物語は始まる。愛するジェーンを救おうとするソー(クリス・へムズワース)は、絶望的な状況の中、残された唯一の希望、それはアベンジャーズ最強の宿敵“ロキ”(トム・ヒドルストン)に助けを求めることだった。数々のロキの裏切りによって、互いが憎しみあい、信頼すらもはや存在しない敵対関係となった兄弟。そんな、ロキに手を借りるしかない状況下に追いやられたソー。苦渋の選択の末、ソーが今回与えたラストチャンス。果たしてこの最強の兄弟は如何にして地球の危機を救うのか?二人はともに戦うのか? アベンジャーズ最強の男ソーとアベンジャーズ最強の宿敵ロキこの二人がともに戦う理由とは?
 解禁された日本版予告編では、ロンドンの街を破壊する巨大な飛行物体や恐ろしい力を宿してしまうジェーン、絶体絶命の危機に陥るようなロキ、傷だらけで叫ぶソーと、手に汗握る壮絶な展開が予想される映像となっており、『アベンジャーズ』『アイアンマン3』から続く、映画史に残るビックプロジェクトになっている。
 また、日本版ポスターでは、舞台となるロンドンを背景に寄り添うソーとジェーンを中央に、背景には鍵となるロキが不敵な笑みを浮かべている。大ヒットした『アベンジャーズ』や『アイアンマン3』に続き、“アベンジャーズ”プロジェクト最新作となる今回、ド派手なアクションはもちろんのこと、アベンジャーズのその後のソーとロキの関係性も一層深く描かれており、2015年の新たなる『アベンジャーズ』にどのように絡んで来るのかが期待される。

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執筆者

Yasuhiro Togawa