『タクシードライバー』『グッドフェローズ』といった名作を世に送り出し、ハリウッドの黄金コンビと謳われた巨匠マーティン・スコセッシと名優ロバート・デ・ニーロ。そして、『レオン』『グラン・ブルー』で知られるヒットメーカー、リュック・ベッソン監督。この豪華すぎる3人が初のコラボを果たし、かつて誰も観たことのない“ファミリー”を主人公に、奇想天外なスリルとユーモアで魅せる痛快エンターテインメント『マラヴィータ』が、11月15日(金)より公開となる。
 この度、本作のTVスポットのナレーションに北大路欣也さんが決定!11/9(土)より放映されるこのTVスポット2種が解禁となった。ロバート・デ・ニーロと北大路さんは同い年で、“70歳の名優同士”という共通点がありオファー。今回デ・ニーロと声での共演が実現した。
 北大路欣也さんといえば、大ヒットドラマ『半沢直樹』(TBS系)での貫録ある頭取役が記憶に新しいところだが、今回のナレーションでは一転!テンションは最高潮と言わんばかりの軽快さで、「スッゲー!」と叫ぶ場面は新鮮で、北大路さんの意外な一面を楽しむことができる。デ・ニーロやトミー・リー・ジョーンズというハリウッドの大物俳優の存在感に負けない、北大路さんの軽快で力強いナレーションで、ますます本編が楽しみになるスポットに仕上がっている。
 本作を鑑賞した北大路さんは「好き!こりゃスゲエ!エンターテインメントとして、お客様が楽しむポイントをしっかり掴んでいて、プロフェッショナルの総決算という感じ。」と、作品を大絶賛!ナレーション撮りでは、一場面一場面、「このシーンは最高だったね!」「ここも好きだな!」と興奮気味に語り、アドリブたっぷりに楽しみながら収録。デ・ニーロの演技については「『レイジング・ブル』を観たとき、その人間(デ・ニーロ)の持っている滾り(たぎり)みたいなものに圧倒された。」と、役者として一目置いていることを語った。また、トミー・リー・ジョーンズのファンでもあったそうで、「昔、東京駅でバッタリ会ったんです。向こうから歩いてこられるのを僕が見つけて、もうファン心理で「握手お願いします」って言ったら、「OK!」と、握手をしてもらったんです。その時の手がごつくてねえ。あれはファンとしては忘れられないね。」と意外なエピソードを披露。今回のナレーション初挑戦については、「好きな映画の仕事だし、映画には国境がない。やっぱりどの国でもいいものはいいし、楽しいものは楽しい。そんな中に、僕も声だけでも参加できたらいいなと思ったんです。」と、声での共演を果たした喜びを語った。
 
 本作は、“怒れる元マフィア”フレッドに扮したデ・ニーロが哀愁漂うパパの顔も演じ分け、フレッドの妻マギーにミシェル・ファイファー、一家を監視するFBI捜査官スタンスフィールドにトミー・リー・ジョーンズ、フレッドの娘ベルにTVシリーズ「glee/グリー」のクイン役でブレイクしたディアナ・アグロンを配した絶妙のアンサンブル・キャストも話題に。ブレイク一家が“ファミリー”の絆を試されるクライマックスには、豪快にして痛快なスペクタクル&アクションが炸裂している。
 『マラヴィータ』は11月15日(金)、TOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショーとなる。

北大路欣也さんナレーションTVスポット2種::http://youtu.be/yizevP-yFh4

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執筆者

Yasuhiro Togawa