全世界で大ヒットを記録し、大絶賛されているアルフォンソ・キュアロン監督、サンドラ・ブロック、ジョージ・クルーニー主演 史上最高の宇宙体験映像と、全身を貫く感動がひとつになった、スペース・サスペンス・エンターテイメント超大作『ゼロ・グラビティ』が、全世界興行収入5憶ドル突破する快挙を成し遂げた。

2013年11月17日 カリフォルニア州バーバンク。
ワーナー・ブラザース映画『ゼロ・グラビティ』は、2013年11月16日(土)、全世界興行収入5億ドルを突破する記録を打ち出し、17日に、ワーナー・ブラザース映画国内配給部門の代表ダン・フェルマンと国際配給部門の代表ヴェロニカ・クワン・ヴァンデンバーグが公式に発表した。

 アルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』の興行収入は、アメリカ国内で驚異的な2億4060万ドルを突破、これは『モンスターズ・ユニバーシティ』の2億6822万ドルに次ぐ、2013年度全米興行成績5位の記録となる。それ以外の海外では2億7430万ドルを突破し、現在のおおよその世界トータル興行収入は5億1500万ドルで、さらに記録を更新し続けている。公開当初から全米では記録破りの成績をマークし続け、インターナショナルでも先日、イギリスで素晴らしいオープニングを記録したのが記憶に新しい。本作はアカデミー賞受賞俳優、サンドラ・ブロックとジョージ・クルーニーにとっても、これまでで1番の興行収入を記録した作品となった。

IMAXでの興行収入も驚異的で、アメリカ内でおよそ4710万ドルを稼ぎ出し、42か国の海外のマーケットでは2420万ドルを突破。IMAXの世界興行収入は現時点で7130万ドルを記録している。これに加え、映画ファンの大部分は可能な限り最もストーリーに入り込む体験できる手段として、3D版での鑑賞を選択している。3Dのチケット・セールスは『ゼロ・グラビティ』国内興行収入の全体の81%を占め、それ以外の国では80%を占めている。

全世界興行収入5億ドルを突破した『ゼロ・グラビティ』は今後、中国11月19日、日本12月13日、というさらに二つのメジャーなマーケットで封切られる。
発表の中で、フェルマンはこう語っている。「これはアルフォンソ、サンディ、ジョージ、そして革新的なアーティストたち驚くべきチームによる素晴らしい功績だ。この映画に命を吹き込み、創造面で革新的なだけではなく、世界中の批評家と映画ファンに愛されるというこの映画に命を吹き込んでくれた、すべての人におめでとうと言いたい」

クワン・ヴァンデンバーグは、こう述べている。「世界中の映画ファンたちが『ゼロ・グラビティ』を祝福し、グローバルな映画的イベントにしてくれたことを、とても喜んでいる。我々は、中国と日本のオープニング成績も素晴らしいものになることを予想しており、今後数週間で、さらに強力な世界興行収入を記録できることを期待している」

『ゼロ・グラビティ』の無重力3Dを、日本で体験した各界の著名人たちも絶賛!!
●小島秀夫 (「メタルギア」シリーズ監督/ゲームデザイナー)
人類が宇宙に出て半世紀—キュアロン監督が最先端のVFXを駆使して完成させた本作で、映画は漸く重力圏を脱し、新しい映像遊泳を果たした。しかし、本作は決して無重力(ゼロ・グラビティ)を扱ったSF映画ではない。生命の重力(グラビティ)に引き寄せられて未来を創る、母性と母星を描いた、地球上で生きる我々への賛歌なのだ。

●中川翔子
宇宙進出は人類の進化の証! そこに必要なのは、夢や希望だけでなく、死を想い、絶望と闘い、生への執着を持つこと。いま宇宙の中で地球に生きる人類なら全員見て欲しい!映画館の3Dで、宇宙遊泳を体感してください!

●赤ペン瀧川先生 (なんでも添削家)
こりゃ凄すぎる! とんでもない大傑作だよ! 一瞬たりとも目が離せない超高濃度の90分! これを観ないで2013年は終われない!

●町山智浩 (映画評論家)
冒頭15分の脅威の長回しから観客は無重力で振り回され、真空で息詰まり、生きる奇跡を実感する! これは映画というより90分の地球外体験だ!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51450

執筆者

Yasuhiro Togawa