2014年春、ディズニーから「美女と野獣」「塔の上のラプンツェル」を超える待望の最新作『アナと雪の女王』。それは、運命に引き裂かれた姉妹を主人公に、凍った世界を救う“真実の愛”を描いた感動のスペクタクル・ファンタジー。アンデルセン童話の傑作『雪の女王』にインスピレーションを得て、雪と氷の世界を舞台に予測不可能なストーリーと、心に残る珠玉のミュージカル・ナンバーが彩る至高のエンターテイメント作品となっている。本作のポスタービジュアルが完成しました!
 
 ポスター画像では、キラキラと輝く雪と美しい氷の世界がポスターいっぱいに広がっています。本作で “雪の女王”となっていくエルサは、象徴的な淡いブルーの煌びやかなドレスに身を包み、それとは対照的に妹アナは姉のエルサを助けるため険しい雪の道を進む様子が描き出されています。この姉妹が本作の主役となるのですが、実はディズニー史上初のWヒロイン。

 この姉妹は、なんといっても対照的なキャラクターが魅力的です。ポスター画像から伺えるように姉エルサは凛として女性らしく気品が感じられるキャラクター。物語では魔法のコントロールができず、幼い頃に愛する妹のアナを傷つけて以来、人と距離を置き、心を閉ざしてしまいます。一方妹アナは、恋に憧れる女の子。天真爛漫で自由奔放、明るく誰からも愛される性格で、殻にこもったエルサに突き放されても“姉を助けたい”という純粋な気持ちから彼女を冒険へと向かわせます。困難が待ち受ける旅のお供には、なにやらロマンスの展開を感じさせる山男のクリストフと愛くるしいビジュアルの“夏に憧れる雪だるま”オラフ。彼女たちを取り巻ユニークなキャラクターにも注目です。
  
 これら姉妹のキャラクターの原型となるのが、本作にインスピレーションを与えたアンデルセン童話の傑作『雪の女王』。原作は少年カイと少女ゲルダが主人公ですが、今回のように主人公を姉妹にし、さらに現代の観客が共感できるような“女性の気持ち”をしっかり描くことで子供のみならず、大人の女性が楽しめる作品に仕上げています。今回、『雪の女王』の核となる要素を受け継ぎつつもオリジナルの要素を加えて、物語により深みと感動を与えることで、全く新しいストーリーが生み出されました。また、セリフや表情で語り尽くせない繊細な思いをディズニーの古くからの伝統とも言える、珠玉のミュージカル・ナンバーで表現。トニー賞受賞のロバート・ロペスが今作のために書き下ろし、英語版本編ではエルサ役声優をブロードウェイで活躍し、『ウィキッド』でトニー賞にも輝いた実力派女優イディナ・メンゼルが担当するなど、これ以上にない最高のコラボレーションが実現しました。

 また、本作の前売り鑑賞券が 11月23 日(土)より発売!前売り特典として、いつでもどこでも一緒!イヤホンジャックでスマホにも装着可能なアナとエルサのストラップが特典としてもらえます。
『アナと雪の女王』は2014年3月14日(金)2D・3Dロードショー

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執筆者

Yasuhiro Togawa