全音楽ファン待望!1987年製作、日本では1989年に公開された『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』が25年振りにスクリーンに甦ることとなりました。
独自の音楽性とカリスマ性、そして様々な話題でロック界の異端児として35年間に渡ってロック界に君臨する“殿下”ことプリンス。
本作は通算9作目となる87年の2枚組アルバム『サイン・オブ・ザ・タイムズ』のリリースにあわせて行ったヨーロッパ・ツアーを中心に撮影されたライブフィルムです。
「パープル・レイン」「プリンス アンダー・ザ・チェリー・ムーン」に続く3作目の劇場映画で自ら監督にあたっています。
ロッテルダムとアントワープのライブ映像に、ミネソタにあるプリンスのペイズリーパーク・スタジオでの映像がつけ加えられ、ポップで演劇的な要素を持ったプリンスのパフォーマンスが余すところなく捉えられています。
シーラ・Eの強烈なドラムやセクシーダンサー、キャットのパフォーマンス等、バックメンバーも多彩。当時の恋人シーナ・イーストンも出演しています。

『プリンス/サイン・オブ・ザ・タイムズ』 
原題:SIGN ‘O’ THE TIMES
監督:プリンス
製作:ロバート・キャヴァロ、ジョセフ・ルファロー、スティーヴン・フラグノリ
撮影:ピーター・シンクレア/編集:ポール・カイヤット
出演:プリンス、キャット、シーラ・E、シーナ・イーストン、ドクター・フィンク 他
1987年/84分/アメリカ/ビスタサイズ/BD上映
配給:日販/提供:是空+ハピネット/宣伝:ビーズインターナショナル

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執筆者

Yasuhiro Togawa