2006年の一作目公開から全世界で空前の大ヒットを記録し、今も変わらず愛され続けているディズニー/ピクサーの傑作『カーズ』シリーズ。その世界観にインスピレーションを受け、今度は大空が舞台に!! 
 飛行機なのに“高所恐怖症”であるダスティの「世界一周レースで優勝」という壮大な夢へ向かう勇気を描いた感動のファンタジー・アドベンチャー・ムービー『プレーンズ』。
 この度『カーズ』シリーズの人気者、おんぼろレッカー車“メーター”役を担当した“ぐっさん”こと山口智充さんが本作に登場するクールな戦闘機のブラボー役の声優に決定しました。
 
 ブラボーは名誉ある飛行隊“ジョリー・レンチ”に所属する驚異的な飛行能力を持つ戦闘機。英語版では『トップガン』でトム・クルーズ演じるマーヴェリックのライバルパイロットのアイスマン役を演じたヴァル・キルマーが担当しており、クールな役どころだ。『カーズ』シリーズのメーターは前歯が出ている特徴のある声が印象的で、山口智充さんもアフレコの際は前歯を出しながらアフレコを行っていたが、今回はクールな格好いい役なので「二枚目な顔でアフレコして、良い声で挑みます!」と意気込みを語っていました。
 
 山口智充さんは、2011年に発売された『カーズ2』のBD/DVDに収録されている『プレーンズ』の予告編を見た時から、本作に注目。「『カーズ』での来日時にお会いした時から、ラセターさんの中で飛行機が主人公になる物語の構想はあったんだと思います。僕は働く乗り物が大好きですが、ラセターさんも乗り物が大好きですからね。」と語る。そんな飛行機が主人公の『プレーンズ』、実はメーターの一言から生まれたと言っても過言ではない。現在、ディズニー公式サイト[ディズニー動画]でも公開されている、メーターが主人公のスピンオフ短編作品「飛行機メーター」の最後のセリフは「ねぇ、今度は飛行機の映画を作ればいいのに」だ。短編ではメーターが飛行機の町“プロップウォッシュ・ジャンクション”へ訪れるのだが、この街は『プレーンズ』で主人公ダスティたちが暮らす町。さらに“車にもかかわらず”メーターが飛び方を教わるコーチは退役した戦闘機のスキッパー。彼は『プレーンズ』で、ダスティのコーチも務めているのだ。※「飛行機メーター」動画、参考URL:http://video.disney.co.jp/1107.html
 
 さらに、全世界での大ヒットを受け早くも続編が決定した本作について「『カーズ』を観た時パート2が絶対あると思っていたし、ファンとしても『観たい!』と思っていたので『プレーンズ』も絶対あるなと思ってました。僕がシリーズ化を願いたいのは、子どももそうだし僕たちも空に対する憧れとか夢を抱いていると思うんです。空には浪漫があるし、描いている皆さんも「まだまだ描き足りない」と思う魅力があると思うんです。非常に期待してますし絶対観たいですね!」とシリーズ化について応援のコメントを寄せている。
 
 誰もが「無理だ」と断言する“夢”を諦める事ができず、悩みながら一歩を踏み出すダスティの勇気に全世代の胸をうつ、感動のファンタジー・アドベンチャー『プレーンズ』は12月21日(土)全国一斉公開。

    山口智充さんコメント
 もともと「カーズ2」のDVDで『プレーンズ』の予告を見て「待ってました!」「コレ絶対観たい!」って思っていて、映画館に行こうと思ってたので、声を掛けて頂いて嬉しかったです!僕の大好きな『カーズ』シリーズの流れで作られた映画だし、本当に光栄です。
 今回は“どしっ”とした存在感のある戦闘機のブラボーというクールでカッコイイ役を頂いて、メーターくんの時には出してなかった落ち着きのある二枚目の声なので、“ぐっと”凛々しい顔で挑みたいと思います!ベテランのエリート戦闘機なので、メーターくんと180度違う声を聞いて欲しいですね(笑)
 『プレーンズ』は大人の方から、映画館デビューの子供さんまで楽しめる作品なので、映画館で飛行機の迫力をでっかいスクリーンで体感してもらいたいですね。

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執筆者

Yasuhiro Togawa