本日10月19日(土)より公開の映画『アルカナ』が、第32回ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭(2014年4月開催)に正式出品されることが決定しました!

 ブリュッセル国際ファンタスティック映画祭は、シッチェス・カタロニア国際映画祭、ポルト国際映画祭とならぶ世界三大ファンタスティック映画祭のひとつ。日本作品としては過去に、『るろうに剣心』(大友啓史監督)、『鍵泥棒のメソッド』(内田けんじ監督)が、『デッドボール』(山口雄大監督)、『逆転裁判』(三池崇史監督)などが出品、『ヒミズ』(園子温監督)や『ラビット・ホラー3D』(清水崇監督)などはコンペティション部門で受賞するなど、多くの日本映画が高い評価を受けてきた映画祭。

 本作で監督デビューを果たした山口義高監督は、三池崇史監督の作品で主に助監督を務めてきた経歴の持ち主。初監督作品で、師匠とも呼べる三池監督作品も過去に出品された海外映画祭に正式出品となり、大物監督の期待が高まる。本作の正式出品を受け、山口義高監督は「土屋太鳳の魅力にブリュッセルは騒然となるだろう。その予感で、魂が分裂し、早くも私の分身はかの地へ旅立ちました。」と喜びのコメントを寄せた。

  また、主演の土屋太鳳は2014年公開の『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』に巻町操役で出演していおり、縁の深い映画祭となりそうだ。

 本作は今後アジアでの公開も予定しており、監督デビュー作品ながら海外での評価が期待される。

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執筆者

Yasuhiro Togawa