巨匠・山田洋次監督の82作目となる最新作『小さいおうち』は、2010年に直木賞を受賞したベストセラー、中島京子さん原作の同名小説を映画化した作品です。

昭和初期、東京郊外に佇む赤い屋根の家に奉公した女中タキが見た、ある“恋愛事件”。
その時、タキが封印した“秘密”が、60年の歳月を超えて紐解かれていく本作。

50年以上にわたって、“家族の絆”を描いてきた山田洋次監督が、本作では初めて“家族の秘密”に迫ります。家族の温かさを見つめてきたその目で、更に深く、人間の心の奥底に分け入り、その隠された裏側までも描きだした、切なくもミステリアスな物語です。

この度、本作のポスターヴィジュアルがついに初公開となりました。
可愛らしくも、どこか懐かしさを感じる雰囲気と、封印された“秘密”を覗き込んでいるようなヴィジュアルが印象的。物語の舞台でもある昭和初期の、お洒落で美しい“昭和モダン”を感じるポスターになっています。
さらに、赤い屋根の家のイラストは、原作本「小さいおうち」の装画を担当した、イラストレーター・いとう瞳さんが、本作のために描き下ろしたもの。原作と映画をつなぐ“小さいおうち”のイラストが華をそえています。

そして、ポスターヴィジュアルの公開と共に、前売鑑賞券の特典についても発表となりました。こちらも、心ときめく、昭和モダンの香りがする“香り袋”。秘密が香るようなポスターに、昭和モダンの香りを漂わせる“香り袋”で『小さいおうち』の世界観を満喫してもらいたいと思います。

「小さいおうち」特製香り袋付き前売鑑賞券は、10月5日(土)から全国の取り扱い劇場窓口で発売。一般券・税込み1300円。香り袋はなくなり次第終了。映画は2014年1月25日に全国で公開となります。

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執筆者

Yasuhiro Togawa