キャメロン・ディアス、ブラッド・ピット、ハビエル・バルデム、ペネロペ・クルス、マイケル・ファスベンダー。最高級の実力と人気を兼ね備え、映画界を牽引するスーパースターたちの豪華競演が実現した、センセーショナルな心理サスペンス『悪の法則』が、11月15日(金)に日本公開を迎える。そしてこの度、全員アカデミー賞級のアンサンブル・キャストが勢ぞろいした本作の本編シーン3本が一挙初公開。これ以上ないほど豪華なキャストの集結は、2013年のハリウッド“最大の事件”と言っても過言ではない。
  『悪の法則』は、このうえなくセンセーショナルな謎と驚きに満ちた心理サスペンス。眩い陽差しと漆黒の夜が鮮烈なコントラストを成すアメリカ南西部を舞台に、登場人物の偶然と運命、罪と罰、そして生と死が濃密なスリルとともに交錯。観る者の先読みを一切許さない。キャメロン・ディアスとペネロペ・クルスが女の魔性と純真を体現し、ブラッド・ピット、マイケル・ファスベンダー、ハビエル・バルデムが男の切なさや愚かさを滲ませる。従来のイメージを根底から覆す異色のキャラクターに挑んだスター俳優たちが、あらゆる観客を大胆に挑発するセクシュアルな魅力を披露。しかも、5つのキャラクターには誰もが目を疑うほどのショッキングな行く末が運命づけられており、ハリウッド・エンターテイメントの既成概念を打ち砕く驚愕の瞬間がいくつも用意されている。
  監督は『エイリアン』『ブレードランナー』でSF映画史上に金字塔を打ち立て、『テルマ&ルイーズ』『グラディエーター』『ブラック・ホーク・ダウン』でアカデミー監督賞に三度ノミネートを果たしたリドリー・スコット。スコット監督は、「彼らの置かれた状況やキャラクターのスケールが大きく、しかも彼らには必然のように恐ろしいことが起こり、誰もそれを止めることができないんだ。ユーモアはいたるところにあると思う。登場人物たちは、傷を負った善人たちだ。彼らは魅力的な人物だが、誰もが本性を隠している。」とミステリアスな本作について言及している。
アーティスティックに研ぎ澄まされた独自の映像美学で名高い現代最高の名匠が、豪華キャストの新たな一面を引き出しながら、ただならぬ殺気と官能が匂い立つヴィジュアル・ワールドを構築した本作。最後に明かされる、あまりにも衝撃的な真実に触れとき、あなたもまた抗う術もなく“悪の魅惑”の虜になってしまうに違いない。

本篇映像〈Bar〉::http://youtu.be/g0zoDk0sHEQ
本篇映像〈House〉::http://youtu.be/nCF5TEDE_Ks
本篇映像〈Bed〉::http://youtu.be/4BYUve-8HDM

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執筆者

Yasuhiro Togawa