実際に起きた、イギリス人女性殺害事件の犯人・市橋達也自身による手記をもとに映画化した『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』。
決して許されることのない事件を起こした市橋達也の逃亡の軌跡を辿った圧倒的なリアリティとサスペンスがみなぎる実録ドラマである、本作が11月6日(水)よりネット配信開始、11月9日(土)より劇場公開となります。

アカデミー外国語映画賞に輝いた『おくりびと』『闇の子供たち』を世に送り出した中沢敏明プロデューサーが、この野心的かつ困難なプロジェクトのメガホンを託したのは、台湾で活躍する日本人俳優・ディーン・フジオカ。日本人でありながら、日本を俯瞰的に見る独特の感性、考え方を持つ彼は、今回監督・俳優の両役を務めます。

本作は、消費者がネット配信および劇場での鑑賞を自由に選択できる上、1000円という価格でお客様が見たい時に映画を楽しめる環境を提供する、多忙な現代人のライフスタイルに合わせた興行方式の全く新しい映画プロジェクト「1000taku」のプロジェクト作品のひとつ。さらには、FacebookやTwitterで予告動画をシェアすると劇場鑑賞料金が500円になるシェア割も実施し、より気軽に楽しむことが出来るキャンペーンが用意されている作品となっております。

この度、事件の衝撃性を物語る場面写真及び、本予告動画の提供を開始させていただきますのでご案内申し上げます。さらに今回併せまして提供開始となります場面写真は、市橋達也が逃げ続けるために顔を変えようと、はさみを手に取り自らの手で整形を施そうとするという、壮絶なシーンを収めた一枚です。

予告編では、監督と主演も務めたディーン・フジオカの狂気と繊細さをまとった存在感が、警察、事件、そして自分自身から逃げ続けた市橋の罪深さと人間的な弱さを表現されており、ラストでは自ら手にしたはさみを唇に当て、悲痛の叫びをあげるシーンが生々しくも市橋の業の深さと逃亡生活の凄まじさを印象づけたものになっています。

日本を震撼させた、あのイギリス人女性殺害事件の犯人・市橋達也自身による手記をもとに、2年7か月に及ぶ逃走劇を辿ったフィクション・ドキュメンタリー作品『I am ICHIHASHI 逮捕されるまで』。名前を変え、顔を変え、自分自身から逃げ続けた、空白の逃走期間の衝撃的な真実が描かれます。

予告編::http://youtu.be/sdk0xijwTPQ

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執筆者

Yasuhiro Togawa