9月14日(土)〜20日(金)に行われた「第35回PFFぴあフィルムフェスティバル」のコンペティション部門「PFFアワード2013」で、審査員特別賞を受賞した、『山守クリップ工場の辺り』(監督:池田暁)が、9月26日よりカナダで開催されている、バンクーバー国際映画祭のコンペティション部門「Dragons & Tigers Award」にて、グランプリを受賞いたしました!PFF作品では、2010年の『世界グッドモーニング!!』(監督:廣原暁)に続き、4度目のグランプリ受賞となります。

 「PFFアワード2013」の最終審査員のひとり、安藤親広さん(映画プロデューサー)からも「独特で、淡々としている中に”笑い”と”強さ”を感じる作品」と絶賛された本作は、現在開催中の釜山国際映画祭の”A Window on Asian Cinema”(アジア映画の窓)部門にも招待されています。また日本国内では、11月12日(火)開幕のPFF名古屋会場を皮切りにスタートする、第35回PFF全国開催の各会場(名古屋、京都、神戸、福岡)で上映されます。
 
 
 <映画を選ぶプロが揃って本作を絶賛!>
 審査員:ジェフ•ガードナー氏(メルボルン国際映画祭ディレクター)、アダム•クック氏(映画批評家・編集者・プログラマー)、
     トム・チャリティー氏(映画批評家・プログラムコーディネーター)
  審査員講評 (プレゼンター:トム・チャリティー氏)
 「監督が正確にコントロールすることで、日々の淡々とした日常の光景が、思いもよらないコメディーとして成り立ち、観客を驚かせるという、なかなか観られない素晴らしい作品でした。」
 
  池田暁 監督コメント
 「日本でも海外でも、この作品が受け入れられるのかがとても心配でしたが、今回バンクーバー国際映画祭で賞を取ることが出来て安心しました。また、沢山の方に観て頂いてとても嬉しく思っています。」

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執筆者

Yasuhiro Togawa