映画『ふたりのアトリエ〜ある彫刻家とモデル』公開日が11月16日(土)に決定

この度、『ふたりのアトリエ〜ある彫刻家とモデル』の公開日が、11月16日(土)よりBunkamuraル・シネマにて決定いたしました!!
また、本作が、10/14(月祝)ラテンビート映画祭＠新宿バルト9、11/15(金)大阪ヨーロッパ映画祭＠阪急うめだホール（特別招待客のみ）での上映が決定しております！

本作は、老彫刻家が、ひとりのスペイン娘との出会いによって失くしていた創作意欲を取り戻し、苦悩しながも作品を作り上げてゆく姿と、ふたりの心の交流を美しい映像美で描いています。
監督は、『ベルエポック』でアカデミー賞外国語映画賞に輝いたスペインの名匠・フェルナンド・トルエバ。
近代ヨーロッパを代表するフランスの彫刻家で、ピカソ、ゴーギャン、マティスらと親交のあったアリスティド・マイヨールにインスパイアされた本作。モノクロームで撮ることで、スケッチの線や彫刻を引き立たせ、また、光溢れる自然の風景を絵画的に映しだしました。

彫刻家を演じたのは、『髪結いの亭主』『列車に乗った男』など100本以上の作品に出演し、セザール賞で2度の主演男優賞を受賞した名優ジャン・ロシュフォール。秘めた情熱と憂いを含んだ眼差しが印象的な彫刻家を見事に演じています。彫刻家を魅了するモデルには、スペインの若手女優アイーダ・フォルチ。本作では、ゴヤ賞の主演女優賞にノミネートされました。彫刻家を支える妻には、イタリア映画界の巨匠たちに愛され、『山猫』『ブーベの恋人』で日本での人気を決定づけたクラウディア・カルディナーレ。また共同脚本には、『昼顔』、『存在の耐えられない軽さ』ほか多くの名作を手掛けたジャン=クロード・カリエールが参加し、美しい物語を書き上げました。