この秋、急須でいれた緑茶のような味わいを実現した緑茶ブランド「綾鷹」は、日本史上初めて“歴史が会議で動いた”と言われる【清須会議】をモチーフにした三谷幸喜監督による歴史エンタテインメント映画「清須会議」(11 月 9 日より全国公開)とコラボレーションし、期間中さまざまな取り組みを展開して参ります。
「綾鷹」の製品開発に協力した創業 450 年の宇治の老舗茶舗「上林春松本店」は、「清須会議」にメインキャラクターとして登場する羽柴秀吉(豊臣秀吉)ともゆかりが深いことから、今回のコラボレーションが実現しました。

「上林春松本店」は、14 世紀後半頃から宇治茶の生産に携わり、現在に至るまで 14 代にわたり時代と共に日本のお茶の文化を担ってきました。室町時代は有力茶師「御茶師」として栄え、茶の湯の文化が大成した戦国時代以降も豊臣家や徳川家などから重用されました。京都 宇治にある宇治・上林記念館には、豊臣家から重用された史実が窺える書状が残されています。これは、上林家が豊臣秀吉に納めた茶壷のお茶の詰め方がぞんざいであったことを叱咤する内容のもので、秀吉から初代上林春松の父に宛てられものです。
「届いた茶壷の口封がいい加減で、茶がこぼれた。言語道断。秀吉をおろそかにしているのか」と厳しくたしなめる一方、慢心を制しながら、「茶葉は優れて良いものなのだから」と激励の言葉も添えられています。
今回のコラボレーションの一環として、綾鷹公式ホームページの人気コンテンツのひとつ「綾鷹 人生ゲーム」(http://ayataka.jp/jinsei)においても、映画「清須会議」に関連するイベントが随所に登場します。

さらに、9 月 18 日(水)の第二章公開に伴い、同ゲームをクリアしたランキング上位 500 名に映画「清須会議」ペア劇場鑑賞券をプレゼントします。そのほか、三谷監督と上林春松本店代表 上林秀敏氏との対談形式のインフォマーシャル展開などを通じ、急須でいれた緑茶の味わいを目指して開発された綾鷹の味わいへのこだわりや、上林春松本店の歴史などへの理解を深めていただくとともに、映画『清須会議』の盛り上げを強化してまいります。

■「綾鷹」ブランド概要
「綾鷹」は、創業 450 年の歴史を持つ宇治の老舗茶舗上林春松本店の協力を得て誕生しました。
上林春松本店は羽柴(豊臣)秀吉や徳川家康ともゆかりが深く、宇治の茶師として、宇治ひいては日本のお茶文化を支えてきた由緒ある老舗茶舗です。「綾鷹」は、その「上林春松本店」の茶師としての伝統と技術にもとづき開発されました。
「綾鷹」のにごりのある急須でいれたような味わいは、①上林春松本店の伝統の技である「合組(ごうぐみ、茶葉を組み合わせる技術)」、②綾鷹独自のにごりの製法、③原材料として使用する茶葉の味わいと品質を上林春松本店とコカ・コーラ社で最終確認する“茶葉認定式”という 3 つのこだわりによって実現されています。

■上林春松本店
「上林春松本店」は、14 世紀後半頃から宇治茶の生産に携わり、現在に至るまで 14 代にわたり時代と共に日本のお茶の文化を担ってきました。室町時代は有力茶師「御茶師」として栄え、茶の湯の文化が大成した戦国時代以降も豊臣家や徳川家などから重用されました。その後、江戸時代には御茶師の中で最高の位である「御物茶師(ごもつちゃし)」として幕府や諸国大名の庇護を受けてきました。上林家は、幕府が消滅した明治維新以降、廃業の危機を迎える茶舗が多かった中、それまで将軍や大名など一部の層の楽しまれてきた「抹茶」による茶の湯文化にとらわれず、革新的な緑茶の新製品を開発し、将軍家や大名に代わる新しい顧客の開拓などを積極的に行い、新たなお茶文化を築きました。
現在は、宇治御茶師の末裔として、培われた経験とその伝統の精神を受け継ぎつつ革新的に時代を切り拓く技術を積極的に取り入れ、宇治茶を守り、お茶文化の進展に寄与しています。
(上林春松本店ホームページ http://www.shunsho.co.jp/

■「綾鷹 人生ゲーム」概要
コカ・コーラ社の「綾鷹」が誕生するまでの道のりを皆様に楽しくご理解いただけるよう、今年誕生45周年を迎えるタカラトミー社の「人生ゲーム」とタイアップしています。
<第二章>
公開日 : 2013 年 9 月 18 日(水)
プレイ料金: 無料
URL : http://ayataka.jp/jinsei
対応機種 : PC ブラウザ、スマートフォン
参加方法 : コカ・コーラパーク、Facebook、Twitter のアカウントでのログイン

<人生ゲームについて>
「人生ゲーム」は、ルーレットを回してマス目を進み、就職や結婚など人生の様々なイベントを経て億万長者を目指す盤ゲームです。高度経済成長期の 1968 年(昭和 43 年) 9 月、「人生、山あり谷あり〜」のコピーで始まるテレビコマーシャルと共にタカラトミー(当時タカラトミー)から発売され、子供から大人まで誰もが簡単に楽しめる、アナログゲームとして定着し、今年で誕生45周年を迎えます。累計出荷数は約 1,300 万個、盤ゲームの定番としてファミリー層を中心に子供から大人まで幅広く愛され続け、常に時代の世相やトレンドを反映させ、話題性のあるゲームとして展開しています。
(http://www.takaratomy.co.jp/products/jinsei/ )

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa