パルコ劇場40周年のラストを飾るのは、数々の演劇賞に輝いた三谷幸喜の傑作!
小日向文世をはじめ、2011年『国民の映画』を彩った俳優陣が勢揃い!
さらに、渡辺徹、秋元才加を新たに大抜擢!

この度、2014年2月8日(土)よりパルコ劇場にて三谷幸喜の傑作『国民の映画』の再演が決定致しました!2012年に第19回読売演劇大賞、紀伊國屋演劇賞など数々の演劇賞に輝いた本作が、パルコ劇場40周年のラストを飾ります。

本公演は、2011年3月6日にプレビュー公演が始まり、本公演の幕を開けた直後に東日本大震災が起こりました。震災翌日、各劇場から上演中止の情報が入る中、三谷幸喜をはじめとするキャストスタッフの「こういう時だからこそ、劇場のあかりをともさなければならない」という熱い想いとともに公演を続行し、演劇に携わる者の「ショー・マスト・ゴー・オン」の信念と「演劇」のもつ「力」を再確認した作品でもあります。本作は、激動の時代を懸命に生きた人々のある一夜の物語で、1940年代のドイツ・ベルリンを舞台に、宣伝大臣ベッゲルスと映画人たちとの間で繰り広げられる人間ドラマです。政治に翻弄される映画人と政治に取り憑かれたナチス高官たちのパワフルな群像劇を、皆様の熱いコールに答えて再演致します!注目のキャストには、2012年に本作品で読売演劇大賞最優秀男優賞に輝いた小日向文世をはじめ、段田安則、吉田羊、シルビア・グラブ、新妻聖子、今井朋彦、小林隆、平岳大、小林勝也、風間杜夫という豪華出演陣が再び顔を揃えます!そして、あらたに三谷作品初参加となる渡辺徹を空軍元帥ゲーリング役に、秋元才加を新進女優エルザ役に大抜擢!豪華キャストでお届けする『国民の映画』に、どうぞご期待ください!

【秋元才加コメント】 
秋元才加です。最初にこのお話を頂いた時、「え、あの三谷幸喜さんの作品ですか?」と驚いてしまいました。三谷幸喜さんの作品にこんなに早く出演させて頂けるなんて。AKB48を卒業して、最初の舞台が三谷幸喜作品という事でいいスタートを切れる様に精一杯努力していくつもりです!共演者の皆様にがむしゃらに食らいつきながらも、沢山学ばせて頂きたいと思います!応援よろしくお願いします。

パルコ・プロデュース公演「国民の映画」
【作・演出】 三谷幸喜
【出演】小日向文世 段田安則 渡辺徹 吉田羊 シルビア・グラブ 新妻聖子 今井朋彦 小林隆 平岳大 秋元才加 
小林勝也 風間杜夫
■東京公演
【公演日程】2014年2月8日(土)〜3月9日(日)@パルコ劇場 (渋谷パルコパート1 9階)
【チケット料金】9,000円(全席指定・税込)   【前売り開始】2013年12月上旬予定
※地方公演は大阪・愛知・宮城・博多にて公演
≪物語≫
舞台は1940年代のドイツ、ベルリン。ヒトラー内閣がプロパガンダの為に作った宣伝省の初代大臣パウル・ゲッベルス。彼はすべての芸術とメディアを監視検閲する権利を与えられていた。ある日、ゲッベルスは映画関係者たちを呼んでホーム・パーティーを開く。パーティーにやってきた映画人たちの前でゲッベルスは彼らを招いた本当の理由を発表する。彼は最高のスタッフとキャストを使い、自分の理想の映画を作ろうと考えていたのだ。全ドイツ国民が誇れる映画、「国民の映画」を。ナチス高官たちと映画人たち、彼らが一堂に会したその夜、虚飾と陰謀に満ちた、狂乱の一夜が始まろうとしていた…。

執筆者

Yasuhiro Togawa