ジャン・ロシュフォール&クラウディア・カルディナーレの豪華共演!!
アカデミー賞外国語映画賞受賞 フェルナンド・トルエバ監督最新作!!

この度、晩秋Bunkamuraル・シネマにて公開する『ふたりのアトリエ〜ある彫刻家とモデル』の予告編が完成いたしました! 本作は、生きる希望を失くしていた名高いフランスの老彫刻家が、ひとりのスペイン娘との出会いによって創作意欲を取り戻し、苦悩しながも作品を作り上げてゆく姿と、ふたりの心の交流を美しい映像美で描きます。

予告編では、彫刻家とモデルの出会いから始まり、アトリエで過ごすふたりの親密な時間の中で、作品が出来上がるまでの苦悩や喜びを通して未来への希望を見出す姿を、個性豊かな登場人物を絡めながら描いています。

なかでも、主役のジャン・ロシュフォールと、その妻役を演じるクラウディア・カルディナーレの豪華共演には往年の映画ファンにも嬉しいニュースとなっています。そのクラウディア・カルディナーレは、秋に開催される大阪ヨーロッパ映画祭への来日が決定! 『山猫』『ブーベの恋人』で日本でも絶大な人気を博したイタリアを代表する大女優の数十年ぶりの来日に、今から注目が集まっています!

監督は、『ベルエポック』でアカデミー賞外国語映画賞に輝いたスペインの名匠・フェルナンド・トルエバ。

近代ヨーロッパを代表するフランスの彫刻家であり、ピカソ、ゴーギャン、マティスらと親交のあったアリスティド・マイヨールにインスパイアされた本作。モノクロームで撮ることで、スケッチの線や彫刻を引き立たせ、また、光溢れる自然の風景を絵画的に映しだしました。彫刻家を演じたのは、『髪結いの亭主』『列車に乗った男』など100本以上の作品に出演し、フランスのアカデミー賞と言われるセザール賞で2度の主演男優賞を受賞した名優ジャン・ロシュフォール。秘めた情熱と憂いを含んだ眼差しが印象的な彫刻家を見事に演じています。彫刻家を魅了するモデルには、スペインの若手女優アイーダ・フォルチ。トルエバ監督作品で15歳で抜擢されデビュー、本作では11年ぶりにトルエバ作品で主演した。また共同脚本には、『昼顔』『存在の耐えられない軽さ』ほか多くの名作を手掛けたジャン=クロード・カリエールが参加し、美しい物語を書き上げました。 

予告編::http://youtu.be/85kcLBCttrk

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執筆者

Yasuhiro Togawa