洋画専門CS放送ザ・シネマは10月・11月、特集「ディレクターズ・ファイル2カ月連続北欧の巨匠イングマール・ベルイマン」を放送。「20世紀最大の巨匠」と称され、スティーブン・スピルバーグなど名監督達からも敬愛されるベルイマン。人間の精神性に真正面から迫った珠玉の作品の数々は、今なお世界中の映画ファンを魅了しています。ザ・シネマは、ベルイマン監督の生誕95年にあたる今年、彼の代表作を含む全9作品を完全網羅、うち8作品を日本初放送となるHDデジタルリマスター版で放送し、ベルイマン映画の世界をより鮮やかに蘇らせます。
この秋は、ザ・シネマでベルイマンの世界をご堪能下さい。

Ingmar Bergman <イングマール・ベルイマン>
1918年生まれ、スウェーデン出身。初期代表作は今回放送する『第七の封印』(1956)、『野いちご』(1957)、『処女の泉』(1960)ほか。その後『冬の光』(1962)などの“神の沈黙三部作”を手がけ、神が不在の世界に生きていかねばならない人間存在の姿を描き出す等の仕事を通じて、単なる巨匠の域を超越した「映画史上最も重要な監督」と称されるに至り、特に戦後映画史においては黒澤、フェリーニと並ぶ三大監督として括られる。
彼の生誕95年にあたる今年は、代表作3本がHDデジタルリマスター版で劇場公開され大反響を呼ぶなど、北欧作品が注目される昨今ベルイマン監督への注目が再び、高まってきている。

放送作品情報
代表作『第七の封印』ほか、豪華・全6作品を放送!
<初回放送>10/16(水)〜18(金) 【再放送】10/22(火)〜25(金)

特集『ディレクターズ・ファイル北欧の巨匠イングマール・ベルイマン」
特設サイトURL: http://www.thecinema.jp/sp/bergman/

執筆者

Yasuhiro Togawa