11月9日(土)よりシネマート六本木ほか全国順次公開のドキュメンタリー映画「タイトロープ〜アウトサイダーという生き方〜」のポスタービジュアルと予告編が解禁となりました。格闘技を通じて生き方を探す不良たちの想いを象徴的に表現したコピーとビジュアルが映画のテーマをしっかりと打ち出しているポスターと、竹原ピストルの歌う「BROTHER」が切ない本予告です。

(解説)
人生は綱渡り(タイトロープ)のようなものだ。
この映画は、THE OUTSIDERを通じて、人生を少しだけ変えようとする男たちの本音に迫ったドキュメンタリーである。
アウトサイダーとは、異端者。はみだしもの。社会からの孤立者。
孤児、両親の離婚、家庭内暴力、中学中退、ハーフ、暴走族、少年院…選手たちの多くは、問題や困難を抱えて育ってきた。
一度貼られたレッテルを剥がすことは容易ではない。
前田日明は、自らの生い立ちや思春期に味わった喪失感や孤独感とオーバーラップするものを選手たちに感じている。

予告編::http://youtu.be/gwPgPwiTSWY

「俺はここで“あしたのジョー”を見つけますよ」

*「THE OUTSIDER」とは?
「不良達ヨ、覚醒セヨ」…2008年3月、元プロレスラーの前田日明は、アマチュアによる総合格闘技大会THE OUTSIDERを立ち上げ、2013年4月の第25戦で5周年をむかえた。
暴走族、チーマー、ギャング…世間で「不良」と呼ばれる若者たちに更生の道を用意し、優秀な選手をUFCといったメジャー団体の大会にプロデビューさせることが目標だが、弁護士や医学生、公務員も参戦している。
前科や刺青のある選手と、弁護士などエリートと言われている選手が、同じルールと条件の中で闘う、劇場型の格闘技イベントである。
ほとんどの試合が満員・札止め。試合を再編集したDVDやネット配信も人気を博している。潜在的なファンは10万人ほど、格闘技としては女性ファンが多いのも特徴である。
また、この数年、アメリカ、ロシア、イギリス、中国など海外の団体と連携。日本に招聘して、THE OUTSIDERの選手たちとマッチメイクしている。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa