「花より男子〜Boys Over Flowers」「恋愛マニュアル〜まだ結婚したい女」で“ロマンティック・ガイ”として日本でも人気の高いキム・ボム。親しみやすい笑顔を封印して“サイコメトラー”という役柄で神秘的な魅力全開で挑んだ『サイコメトリー〜残留思念〜』がいよいよ、9月7日(土)よりシネマ—ト六本木ほか全国順次公開される。

この度、公式HPに物語の重要かつ衝撃的なシーンが公開となった!キム・ボム演じるジュンが特定の人物の持ち物を触ることによって、所有者の情報を得る“サイコメトリー”を警察の取り調べ室で行うシーンだ。このシーンはキム・ボム自身が最も気に入っており、「全体的にこのシーンがジュンの立場では最大のターニングポイントだった気がする。このシーンを撮る時が一番多く悩んだし、時間を費やした。一番記憶に残っている」と語っている。誘拐された少女の遺留品を握りしめ、口から血を流し痙攣しながら過去を観ようとする姿は、何かにのりうつられたような迫真の演技。本作に賭ける、キム・ボムの想いが最も現れたシーンだ。そして、“サイコメトリー”といった特別な能力を持ってしまったため世間から離れて生きてきたジュンは、ただ一人キム・ガンウ演じる刑事のチュンドンに兄のように心許していたのだが、この場面から二人の間に亀裂が生まれ対立する物語のキーにもなっている。実は、ガンウとボムは私生活でも大学の先輩後輩の仲だ。ボムは「先輩は現場で緊張をほぐしてくれたし、役についての疑問点や感情などが苦しくなってくるたびに助けになってくれた。」と、実際にも兄弟のような信頼感があったからこそ、ジュンとチュンドンの微妙な心の動きを見事に表現されたのだ。

キム・ボムの特別映像は今月23日まで期間限定で公式HP(psychometry.jp)に掲載される。ぜひ、キム・ボムの迫真の演技とガンウとボムの息の合った演技を堪能してほしい。

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執筆者

Yasuhiro Togawa