山田洋次監督最新作,映画『小さいおうち』の特報がついに公開!
巨匠・山田洋次監督の82作目となる最新作『小さいおうち』は、2010年に直木賞を受賞した中島京子さん原作の同名小説を映画化した作品です。
“小さいおうち”で起こった、ひそやかな恋愛事件。
そこに秘められた真実が、昭和から平成へ、60年の歳月を超えて紐解かれていく物語。
この切なくもミステリアスなドラマで、山田監督が今までにない新境地を見せます。
そして、この度、ついに本作の特報映像が公開となりました。
今春に三ヶ月以上におよぶ撮影を行っていましたが、本編の映像は今回が初公開となります。
本特報では、平成パートで晩年のタキを演じる倍賞千恵子さんが、この特報のためだけのオリジナルのナレーションを担当、別途録りおろししました。
その収録には、山田監督自身も立会い、読み上げ方などを細かく演出しました。
特報の前半に出てくるシーンは、実は物語の重要な鍵を握る場面。
二人の女性、時子(松たか子)とタキ(黒木華)はともに、少し意味深な表情を浮かべており、倍賞さんの柔らかく穏やかなナレーションと相まって、切なげでどこか謎めいた特報として、完成しました。
加えて、「東京家族」につづいて二度目の山田作品参加となった久石譲さんが手がける音楽も、この特報で初披露!昭和モダンを思わせる甘美なメロディが、一層の余韻を生み出しています。
“小さいおうち”に閉じ込められた秘密とは何か?
山田洋次監督はこのひそやかな恋愛事件をどう描くのか?
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執筆者
Yasuhiro Togawa