2012年4月クールのTBS日曜劇場で放送され、高視聴率を記録した中居正広主演ドラマ『ATARU』。映画化も決定し、『劇場版ATARU‐THE FIRST LOVE & THE LAST KILL‐』がいよいよ9月14日に全国東宝系にて公開となるが、それに先駆け、映画の「スピンオフ」として絵本を制作、8月27日に発売することが決定した。

絵本は、中居が役柄のチョコザイをイメージして書き下ろしたというSMAPの楽曲「ねぇ…」をベースに、シナリオは、中居がスタッフとともに「チョコザイ」として書き上げている。
人は誰にでもそれぞれ大切な存在がいる——。家族、恋人、友達、ライバル…。
そんな人とも、時には離れなければならないこともある。
それはとてもつらいし、寂しい。でも実は、大切な人はいつでも自分のそばにいてくれているんだよ……
そんなメッセージを込めようと、中居は撮影の合間にスタッフとイメージを膨らませ、
その中から、チョコザイとあるひとりの女の子の物語が生まれた。

「いっしょにいようね」
これはチョコザイと女の子のやさしいやさしい物語です。

さらに、この絵本には読み聞かせCDがついており、チョコザイの声は中居自身が、女の子の声は映画でも共演する堀北真希が担当している。
中居にとっては絵本の読み聞かせやシナリオを手掛けるのは今回が初めての事となるが、チョコザイの愛くるしい言葉、そして声に思わず心を奪われてしまう必見の作品となっている。

<中居正広コメント>
  この度は映画ATARUをきっかけに、このような絵本を作らせて頂きました。
  是非とも小さなお子さまに見ていただきたいです。ピュアで純粋な作品に仕上がって
いて、微力で不器用ながら文も作らせて頂きました。堀北さんとの読み聞かせCDも入っています。この絵本を手に映画館にも足を運んで頂ければと思います。

<堀北真希コメント>
  今回読み聞かせをやらせて頂いた絵本の中の女の子は、映画のマドカの役ではない
  ですが、とても温かいお話なので、読んでいて私も温かい気持ちになりました。
  絵本の中でチョコザイと会話が出来て楽しかったです。

<シャボンだまのきせき あらすじ>
ある雨の日、雨宿りをしていたチョコザイは女の子に出会います。
その子は天国に行ってしまったペットの犬のチョコちゃんが、寂しがって泣いている
のではないかととても心配している様子。
 でも、そんな女の子のほうがとても寂しそう……。
 女の子をじっと見ていたチョコザイは、カバンからシャボンだまを取り出してゆっくり
 ゆっくりふきました。
 すると……、二人の前ですてきな奇跡が起こりました。

<著者紹介>
  ぶん/チョコザイ・・・みんなを幸せにしてくれる、不思議な力の ある男の子。
            家族はパパとママと弟のタスク。
  え/こう(KOKOSAC)・・・1970年高知県生まれ。イラストレーター、キャラクターデザイナー

<本情報>
【発売日】8月27日 【価格】1470円(税込) 【体裁】B5変型上製【頁】24ページ

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51046

執筆者

Yasuhiro Togawa