この度、ペネロペ・クルスとエミール・ハーシュの初共演が話題となっている『ある愛へと続く旅』の予告編が完成しましたので、お送りいたします。

  先頃、第二子を出産したことが世界中でニュースとなったペネロペ・クルスは、本作で女子大生時代から高校生の息子の母親までの長い年月を、老けメイクも厭わず演じています。いま、実生活でも二人の子供の母親となったペネロペの母性あふれる演技にぜひともご注目ください! 夫役を演じたのは『イントゥ・ザ・ワイルド』で鮮烈な印象を残し演技派として高い評価を得ているエミール・ハーシュ。正義感と優しさにあふれるカメラマン、ディエゴを演じて新たなキャリアを築きました。

  監督は世界中で絶賛を受けた『赤いアモーレ』以来、ペネロペとの二度目のタッグを組むセルジオ・カステリット。原作(「VENUTO AL MONDO」)は、監督の妻でもあるベストセラー作家マルガレート・マッツァンティーニによる小説で、2009年にイタリアでカンピエッロ賞を受賞し、世界35ケ国で翻訳されその感動が広がりました。本作は、まだ記憶に新しい激動のヨーロッパを背景に、男と女の普遍的な愛、母性や父性といった人間としての愛の深さを緻密に描写し、決して忘れることの出来ない、あまりにも深い愛の物語として観る者の涙を誘います…。

予告編::http://youtu.be/7Y1DTUGS2xs

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執筆者

Yasuhiro Togawa