国、言葉、文化など、世界にある様々な“違い”。
お互いに認めあえればなくなる違いでも、時として人の“思いやり”の心を奪っていきます。そんな違いに戸惑い、見つめ、乗り越えていく人々の姿を描いた、後世に繋いでいきたい感動作が誕生しました。
主人公みどりにはNHK連続テレビ小説『あまちゃん』に出演し、注目を集める大型新人女優、優希美青。13歳にして、映画初主演ながら、中国人の新しい母親との関係に揺れる難役を瑞々しい感性で演じきりました。
この映画を観た後に、世界中の人々に出逢う勇気と愛が、きっとあなたにも届くはずー。

◉STORY
1995年、福岡。
みどりは、妻を亡くして以来、絵本が描けなくなった絵本作家の父、洋志と二人で暮らしていた。そんなある日、父親が新しい母親を連れてくる。
彼女の名は、「リンリン」、中国人だったのだ。リンリンとの性格の違い、文化の違いに戸惑い、受け入れられないみどり。そんなみどりのために、
そして、リンリンのために、洋志は絵本を再び描き始める。
その絵本は2013年、2030年へと時代を越えて、人々を繋いでいく……。

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執筆者

Yasuhiro TogawaYasuhiro Togawa