1位「水嶋ヒロ」、2位「黒執事」、3位「シエル」、4位「セバスチャン」——これは『黒執事』の実写映画化が発表された日のヤフー株式会社が運営する「リアルタイム検索」(2013 年 1 月 9 日)の「注目のキーワード」。ベスト 10 のうち 7 項目を『黒執事』関連ワードが占拠。話題騒然なのは国内ばかりではない。
フェイスブックには実写映画化に色めく世界各国のファンからのコメントが溢れ、アジア、アメリカ、ヨーロッパと、世界がくまなくどよめいた。国内外で注目を集める超話題作『黒執事』。今回は、お茶の間で人気を博し、幅広い世代から愛される栗原類(18)の出演が明らかに!

先日、「お芝居をメインにやって行くと決意しました」と俳優業への意気込みを発表したばかりの栗原類。
本作では、事件の発端となった他国の大使館員の遺体を運ぶ、謎の葬儀屋ジェイを演じる。闇社会に生きる、年齢不詳の浮世離れしたキャラクター。その衣装は監督たちがこだわり抜いた奇抜な衣装。特に帽子はジェイのイメージに合わせて制作したオーダーメイド。モデル業もこなす栗原類もお気に召したようだ。ジェイは原作をベースにしたオリジナルキャラクターとなる。

原作は月刊「G ファンタジー」で連載中の枢(とぼそ)やなの大人気コミックで、累計発行部数は 1500万部 (海外分を含む) を超える大ヒットコミック。世界 42 の国と地域で翻訳され、国内ばかりか海外のアニメコンベンションでも賞を受賞。08〜10 年にはテレビアニメが放映され、09 年、10 年にもミュージカル化され 13 年には 10 年版の再演を果たし、あとは実写映画化を待つばかりとなっていた話題作。
実写映画『黒執事』には水嶋ヒロ、剛力彩芽、優香、山本美月、大野拓朗、海東健、ホラン千秋、丸山智己、城田優、安田顕、橋本さとし、志垣太郎、伊武雅刀、岸谷五朗らが出演。

■栗原 類 コメント
オファーを頂いた時は、嬉しさと不安がありました。
水嶋ヒロさんの 3 年ぶりの俳優復帰作に出演できて嬉しいですが、
僕は芝居経験がほとんどないので、お力になれるかどうか不安でした。
役作りは色々と考えてきましたが、現場に入ると、子供の夢みたいな、まるでティム・バートンの映画のような世界観だったので、感じたことを自由に演じさせて頂きました。
また、現場で水嶋さん、剛力さんとお話しすることで、自分の役が見えてきました。
今回の衣装、好きです。特に帽子がトップハットなのに、色々付いていて、珍しくて素敵です。
衣装、全てまるごと頂きたいですが、お値段がいくらになるか分からないので、、、。

■大谷健太郎監督 コメント
栗原類さん演じる葬儀屋ジェイは、原作をベースにしたオリジナルのキャラクターですが、ジェイを演じられるのは、栗原さんをおいて他にいないという思いで、出演を依頼しました。
とにかく妖しく謎めいたジェイのキャラクターが、栗原さんに思い切りハマりました。しかも栗原さんは、とても熱心に役作りのプランを提案してくれました。ジェイの大好物であるクッキーの食べ方や、お金に執着する演技など、彼のアイデアが満載で、本当に面白いシーンが出来ました。
他に比べようの無い栗原さんの個性と存在感に、ぜひ魅了されて下さい。

■さとう けいいち監督 コメント
今作ならではの一風変わった葬儀屋を演じます栗原君!
役創りも打ち合わせ時から奇怪な感じをノリノリでこなす程のパフォーマンスでした。
お芝居にたいする不安はクール過ぎる人柄から微塵も感じませんでしたね。
指先の仕草に迄徹底したキャラ創りに思わず「おぉっ!!」と。
共演者達も深夜に及ぶ撮影でも怪演ぷりに注目しっぱなしでありました。
今回のコスチュームは、さとうもノリノリでデザインさせていただきました。
エナメルのロングコートにレオパードのジレ。さり気なくコートの袖もレオパード柄にカスタム。
機械的装飾のハット!どうです?コレでも葬儀屋です!くぅ〜カッコイイです!
登場時もかなりイケてる霊柩車に乗っております。
こんな怪しいキャラクターを熟す栗原類さん!美しくも奇怪!という言葉が当てはまります。
とにかく怪しすぎますから!
是非!その眼で映画館で刮目して下さい!!

関連作品

http://data.cinematopics.com/?p=51101

執筆者

Yasuhiro Togawa