シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)は2005年に立ち上がり、これまでに40の映画作品へ助成を行いました。今年で10回の節目を迎えます。全国から飛躍すべき映画制作者たちの劇映画企画を募集し、その制作に対して助成金や制作協力という形でバックアップを行っています。作品の完成をゴールとするのではなく作品を広く認知してもらうために、「CO2上映展」開催や「大阪アジアン映画祭」にてプレミア上映の場を設けてきました。
また完成作品の権利を制作者のものとすることで、劇場公開や国内外の映画祭出品など、その後の発展に向けた可能性を広げています。

 現在公開中の松田龍平、宮崎あおい主演『舟を編む』の石井裕也監督など、CO2出身の監督が第一線で活躍しています。国内外の映画祭や関係者からCO2作品への関心度は年々高くなっております。

 映画製作者を育てるだけではなく、昨年度大好評となりました「子ども映画ワークショップ」や、俳優・スタッフを育成するためのワークショップを今年も開催いたします。変化し続けるCO2にご協力を何卒よろしくお願い致します。

<映画企画募集>

【募集締切】2013年7月12日(金)必着

【募集内容】2014年3月に開催される『第9回大阪アジアン映画祭』での上映に向けて映画制作者を対象に、大阪を撮影地とするオリジナルの劇映画企画を募集。選考された企画を持つ映画制作者3名に対し下記の助成を行います。

【助成内容】◎助成金60万円(主たる撮影地を大阪府内とすること、完成作品納品を条件とする。)

◎機材協力 ◎統括プロデューサー ◎俳優ワークショップ受講生の資料提供 ◎脚本指導

【選考委員】板倉善之(映画監督)、小出豊(映画監督)、暉峻創三(映画評論家/映画祭プログラマー)、

 樋口泰人(boid主宰/映画批評)、万田邦敏(映画監督)

HP:http://www.co2ex.org/(6/5(水)12時以降リニューアル)

執筆者

Yasuhiro Togawa