ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・ランキング第1位に輝いた『ジャスティス・リーグ:魔性の旅路(THE NEW 52!)』が小学館集英社プロダクションより全国の書店・ネット書店にて本日より発売いたします。

 1994年からスパイダーマンやバットマンなどのアメリカン・コミックス(通称:アメコミ)の日本語版を手がけてきた株式会社小学館集英社プロダクションは、2013年6月26日に、アメコミ界の超人気作家コンビであるジェフ・ジョーンズ&ジム・リーが描いた『ジャスティス・リーグ:魔性の旅路(THE NEW 52!)』を刊行いたします。本書は2012年12月に刊行した『ジャスティス・リーグ:誕生(THE NEW 52!)』の続編にあたります。

 アメリカン・コミックスに登場するキャラクターたちの歴史は古く、映画『マン・オブ・スティール』で話題のスーパーマンは今年で誕生75周年を迎えます。もちろん、バットマンにもグリーンランタンにも長い歴史があり、現在でもアメリカでは連載が続いています。それだけ長く続いていると、物語は多少複雑になり、なかなか途中から読みはじめることが難しくなってきます。その状況を打破するために、今までの設定を再構築し、一からスタートさせたシリーズがこの「THE NEW 52!(ニュー・フィフティツー)」シリーズです。そして、本シリーズの中核をなすのがスーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」の物語になります。スーパーヒーローチームといえば、アイアンマンやキャプテン・アメリカが活躍した映画『アベンジャーズ』は記憶に新しいところですが、スーパーマンやバットマンたちにもチームがあり、彼らを中心としたスーパーヒーローチームが「ジャスティス・リーグ」なのです。この「ジャスティス・リーグ」にも映画化の話があるので、名前だけでも耳にしたことがあるかもしれません。

 さて、本書は、第1巻『ジャスティス・リーグ:誕生』で描かれたスーパーヒーローチーム結成から5年の月日が流れた「現在」の話が綴られています。スーパーマン、バットマン、グリーンランタン、フラッシュ、ワンダーウーマン、アクアマン、サイボーグの7人で結成したジャスティス・リーグは、世界一のヒーローチームだと認められ、世界中の人たちに愛されていました。しかし、その存在を快く思っている人ばかりではなかったのです。チーム内の亀裂、そして新たな敵の襲撃……はたして、世界一のヒーローチームは存続できるのか!? 本書は全米でも支持され、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー・ランキングで第1位を獲得いたしました。この機会にぜひご一読ください!

《発売概要》
 『ジャスティス・リーグ:魔性の旅路(THE NEW 52!)』
 【作】ジェフ・ジョーンズ
 【画】ジム・リー
 【訳】高木 亮
 【定価】2,100円(税込)
 【発売日】2013年6月26日頃
 【仕様】B5判変・並製・176ページ・オールカラー

執筆者

Yasuhiro Togawa