この度、ソフトバンクモバイルのスマートフォン向け総合エンタメアプリUULA(読み:ウーラ)では、戸田恵梨香、多部未華子、真木よう子といった人気実力を兼ね備えた豪華女優陣を主演に迎えたUULAオリジナルドラマ『I LOVE YOU』を7月18日より独占配信致します。

 さらに、ドラマ主題歌は、世界を席巻するアジアが誇るモンスターグループ”BIGBANG”のボーカリストD-LITE (ディライト)と、世界的に活躍するヴァイオリニスト葉加瀬太郎による豪華コラボレーションが実現。時代を越えても色褪せない尾崎豊の名曲「I LOVE YOU」を、才能溢れる2人のアーティストがカバーした珠玉のバラードに決定致しました。

 ドラマ『I LOVE YOU』は、伊坂幸太郎、石田衣良、本多孝好といった人気男性作家による同名の恋愛短編小説を原作に、「余命1ヶ月の花嫁」(2009年)などを手掛けた廣木隆一監督が映像化。戸田恵梨香、多部未華子、真木よう子の3人がそれぞれ主演を務める3つのラブストーリーは、<遠距離恋愛>、<幼馴染の告白>、<別れ>という”恋”のターニングポイントに直面し、揺れる女性の心の機微を繊細に描き出した、誰もが共感できる作品に仕上がりました。第一話「透明ポーラーベア」では、戸田恵梨香が“遠距離恋愛”に想い悩む主人公を、等身大の魅力いっぱいに演じます。第二話「魔法のボタン」は、恋愛が苦手な主人公が、いつの間にか幼馴染に心惹かれていく様を多部未華子がコミカルかつ大胆に、第三話「Sidewalk Talk」では、夫との“別れ”に際し、それでもまだ素直になれない主人公という難しい役どころを、真木よう子が繊細に演じます。

 UULAでは、昨今のリアルな恋愛事情をデータ分析。「異性に対して恋愛で”ドキドキを感じたい”」 と答える女性が60%以上、けれど「恋人がいない」という女性が65%以上という結果に。そんな、“ドキドキ”するような恋をしたいけれど、なかなか恋愛に前向きになれない多くの現代女性のために、等身大の女性たちが恋に悩みながらも、最後はどこかあたたかな気持ちになれる恋愛ドラマを制作。また、ドラマと音楽で奏でるラブストーリーをテーマに、主題歌の「I LOVE YOU」http://uula.jp/sp/iloveyou/

<出演者/監督コメント>

■戸田恵梨香

Q:撮影を終えての感想を教えて下さい。
このような作品に参加したのが久しぶりだったので、新鮮でゆっくりとした空気が現場に流れていて心地よかったです。

Q:ご自身が演じられた中で印象に残っているシーンを教えてください。
(私が演じる)千穂が抱いていた淋しさをやっと優希にぶつける最後のシーンが印象に残っています。
 
Q: 女性として作品の中で共感した部分がありましたら教えていただけますでしょうか?
大好きな彼と離ればなれになる恐怖感、彼と繋がっていられるんだろうかという不安感はどんな女性でも共感できるんじゃないでしょうか。そんな気持ちを伝えられる千穂が可愛くてたまりません。

Q:廣木監督の印象を教えて下さい。
前から一度お仕事がしたいと思っていました。ようやく願いが叶って現場に入ったんですけど、独特な雰囲気を出される監督なんだと思いました。自分の世界を持っていて、やっていて楽しかったです。長回しのシーンでは、良い緊張感と豊かさがある中で臨めて、今この瞬間を生きているという感覚を感じられました。
 
 Q:最後に本作をご覧になる方々へメッセージをお願いいたします。
 ちょっとほっこりしたいなと思った時に見ていただきたいです。きっと皆さんの心の隙間にそっと寄り添ってくれるのではないでしょうか。お楽しみに!!

■多部未華子

Q:撮影を終えての感想を教えて下さい。
緊張から開放されました(笑)。
撮影スケジュールが短い中で出来るかなと思うところもあって話をいただいた時から緊張していました。

Q:ご自身が演じられた中で印象に残っているシーンを教えてください。
撮影期間が短期間だったということもあり、私にとってどのシーンも濃密でとても印象に残っています。ラストシーンは、この物語らしい可愛らしい仕上がりになっているんじゃないかと私自身楽しみにしています。 

Q: 女性として作品の中で共感した部分がありましたら教えていただけますでしょうか?
 大きい失恋をしたら、次の恋に進む勇気がなくなってしまうことは、きっと誰もが一度は経験していることだと思います。私も台本を読んで、彼女の恋に対するコンプレックスにすんなり共感することができました。  

Q:廣木監督の印象を教えて下さい。
たまに小粋なギャグを飛ばしてくださる素敵な監督でした(笑)。
長回しのシーンなどもとても楽しかったです。ああいう風に空気感をカット割らずに出来るのは私も好きで毎回楽しみながらやっていました。

Q:最後に本作をご覧になる方々へメッセージをお願いいたします。
 見所は全部です 。萠枝の気持ちの変化はもちろんのこと、二人の距離感の変化を感じて観て欲しいです。

■真木よう子

Q:撮影を終えての感想を教えて下さい。
あっという間だったんですけど、映画の現場の近い感覚だった気がします。

Q:ご自身が演じられた中で印象に残っているシーンを教えてください。
回想のシーン全てですね。少し複雑な所があった現在のシーンを先に撮っていたので、ただただ幸せでした。 
残りの回想パートは二人で幸せなシーンだけを撮ったので癒されて終われたと思います

Q: 女性として作品の中で共感した部分がありましたら教えていただけますでしょうか?
(私が演じた彼女の)言いたいことが言えないけど、何とか伝えようとする無器用なところに共感しました。台本の中にもありましたが、周りから見れば彼女は、きっとなんでも出来てしまう女性ですよね。仕事の能力もあるし、人へ意見するときの言動力と行動力もあって、自立しているカッコイイ女性だと思います。でも、本当はすごく不器用で彼の事をまだ愛しているのに、その想いをうまく消化しきれない愛らしい不器用なところがあって、なんだか私に似ていると思いました。職業は違いますが共感出来る部分はたくさんあって、役に寄り添う事が出来ました。
 
Q:廣木監督の印象を教えて下さい。
他の役者の方からも印象を聞いていたんですが、噂通りだったというか…上手なんです、感情を引き出すのが。
例えば、「泣け」と指示してしまうのは簡単だけれども、それをあえて何テイクも何も言わずにやっていく事で役者自身に考えさせますよね。それに悪意を感じなくて、きちんとこっちに考えさせてくれる監督で、私はまたご一緒したいと思いました。(演出として)長回しのシーンも多いですが、私も長回しの撮影は好きなので、感情が入りやすかったですね。

Q:最後に本作をご覧になる方々へメッセージをお願いいたします。
彼と彼女のそれぞれの切なさがじんわり染みる良い作品です。ぜひご覧下さい。

■廣木隆一監督

Q:UULAドラマ「I LOVE YOU」への思いをお聞かせいただけますでしょうか?

伊坂さん、石田さん、本多さんの原作とのコラボレーションは嬉しい限りでもありプレッシャーも感じつつ楽しませていただきました。「透明ポーラーベア」のファンタジーな感じとリアルな恋する感情をどう表現して行くか。
「魔法のボタン」の子供だった頃の感情に純粋に寄り添う姿。「Sidewalk Talk」のほろ苦い感じを。
原作の雰囲気を壊さずに特徴づけて行くかはかなりの刺激にもなりました。
満足いく形になったかどうかは不安ですがそれぞれにいい雰囲気だと思ってます。

Q:主演女優に3人をキャスティングした理由をお聞かせいただけますでしょうか?

戸田さん、多部さん、真木さんとの初めての組み合わせは新鮮でそれぞれが持つ個性が見えるキャスティングになったと思います。恋を確認して、恋に気づいて、恋を振り返る役どころをそれぞれが今まで見せてくれなかった表情で演じてくれた。
三人ともが軽やかで艶かしい雰囲気を自然に演じれる役者さんということを確認出来ました。
また、相手役の浜田さん、池松さん、金井さんもそれぞれのカップルを安定した演技を保ちつつ演じてくれました。
まるで、それぞれ二人の一幕物の舞台を見てるような緊張感がうまく出たかなと思ってます。

Q:撮影中、監督と主演女優との各エピソード

・戸田恵梨香について:集中する時の早さと本番の強さは希有なものを感じました。

・多部未華子について:居酒屋巡りをするシーンで、ほとんどがアドリブのまま撮影をしていたのですが、その時の話は本人のオリジナルでかなり笑えるエピソードでした。

・真木よう子について:タクシーの中の撮影の時に後部座席でずっと集中してる姿が印象的でした。

<主題歌アーティストコメント>

■D-LITE (from BIGBANG)

Q:原曲である尾崎豊「I LOVE YOU」を聴いた時の印象を教えてください。
尾崎豊さん「I LOVE YOU」は、韓国でもカバーされていたりと、非常に(韓国でも)有名な楽曲です。日本の方はもちろん韓国の方も知っているし、もともと僕自身も大好きな曲でした。皆さんから愛されている楽曲を僕の声でカバーすることに不安やプレッシャーもありましたが、「大好き」な楽曲だからこそチャレンジさせてもらいました。

Q:「I LOVE YOU」の聴きどころや葉加瀬さんとのレコーディングの感想を教えてください。
日本を代表するヴァイオリニストである葉加瀬太郎さんとコラボレーションできたことを非常に光栄に思います。
葉加瀬さんのヴァイオリンの音からその情熱が感じられて、本当に素晴らしい音色でした。
僕はいつも楽器やその曲の全ての雰囲気を感じながら歌うのですが、今回は葉加瀬さんのヴァイオリンを聴いて、
その音に力をもらってボーカルレコーディングすることができました。
亀田誠治さんのアレンジ、葉加瀬さんのヴァイオリン、そして僕の声がうまく調和した良い作品になったと思いますので、
期待して下さい。

Q:最後にファンの方々へメッセージ(聴きどころ)をお願い致します。
アルバム『D‘scover』を通じて感じましたが、日本の楽曲をカバーし、たくさんの方にその曲を聴いて頂き、LIVEでは多くのファンの皆さんからエネルギーと「素晴らしい思い出」という貴重なプレゼントを頂いていることをうれしく思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。そして皆さんには、新しい今回の「I LOVE YOU」を聴いて、この曲とともに新しい思い出を作って頂ければうれしいです。

■葉加瀬太郎

Q:原曲である尾崎豊「I LOVE YOU」を聴いた時の印象を教えてください。
当然、今やスタンダードとも言える程な僕も良く知っている曲ですが、自分が弾く事になり改めて聞き返す事で、シンプルな旋律の中に潜む、唄の上手さや歌の持つ力を強く思い知らされた感じがします。

Q:「I LOVE YOU」の聴きどころやD-LITEさんとのレコーディングの感想を教えてください。
なかなか実現しないであろうコラボレーションを亀田誠治さんによって繋いでいただき、どんな化学反応が起こるか僕自身とても楽しみにしていました。D-LITEの声は非常に力強いので、そこに僕は優しさや柔らかさを出せるように努めました。何十年経っても色褪せる事のない名曲が、新たなシンガーによって蘇った事は素晴らしいハプニングであり、僕はヴァイオリンを持って立ち会えた事を光栄に思えます。皆様のこの曲を通して音楽の力を感じて欲しいです。

Q:最後にファンの方々へメッセージ(聴きどころ)をお願い致します。
J-POPのカヴァー、D-LITEとのコラボ、亀田誠治さんとのお仕事、僕にとっても珍しい事、新しい事が、幾つも重なり、またなによりも、UULAという新たなメディアでの展開を楽しみたいと思っています。

<原作者コメント>

■伊坂幸太郎
恋愛小説のことをまったくよく分からない僕が、恋愛小説をどうにか書こうとした結果、できあがったのがこの作品です。悲観的な中にもどうにか楽観が滲むような話が好きなのですが、映画もそういうものになっていればいいなあ、と期待しています。

■石田衣良
何年も昔のラブソングのように、恋愛ははやらない趣味になりつつあります。恋する気持ちが弱くなったなと思ったら、このドラマで自分の背中にある恋の「魔法のボタン」をそっと押してあげてください。

■本多孝好
小説家にとって、作品の映像化というものは、いつだってわくわくするものです。特にこの作品は、「香りの記憶」がキーワードになっている物語です。目には見えない「香り」こそが、彼と彼女、そして過去と現在をつないでいきます。物語の終わりに、僕の鼻先にはどんな香りが漂ってくるのか。今からとても楽しみにしています。

執筆者

Yasuhiro Togawa